「なんと大きな平城京」からちょうど1300年
日本史の授業で誰もが耳にしたことがある「なんと大きな平城京」。奈良に平城京という都がおかれたのが710年であったことから、その年代を覚えるための語呂あわせでつくられたフレーズですよね。
その平城京遷都から、今年はちょうど1300年。そこで奈良では今年1年を通して「平城遷都1300年祭」が行われています。
既に朱雀門は復元されています(上の写真)。右上の当時の予想図と比べて、いかがですか? かなり忠実に再現されていますよね。
解説ボランティアの方が常駐しているので、いろいろ質問もできます。
初めて見られる桜と大極殿
平城京が遷都されたのは旧暦の710年3月10日で、今の暦でいうと4月23日だそうです。そこで23日にこの第一次大極殿の完成記念式典を行ない、翌24日からオープンということになったそうです。24日以降は一般公開され、内部を見学することができます。
実はこの桜と復元後の第一次大極殿を一緒に眺められるのは、この春が初めて! 復元工事のために外側を覆っていた素屋根が撤去されたのが昨年の秋だったからです。ここはぜひ行っておかないと……。
今年ならではの平城遷都1300年祭。外国人ゲストに京都を案内する機会があったら、ぜひ日帰りでも、足をのばしてみてください。
【関連サイト】
平城遷都1300年祭 公式サイト
【関連記事】
All About お花見特集