外国人旅行者がグンと増える春の観光シーズン。“今年だけ”の東京の見どころは、「桜の東京案内。今しか撮れないスカイツリー」でご紹介しました。
実は関西にも、期間限定のおすすめスポットがあるのです。それは……

その美しい姿で大人気の姫路城


関西に桜の名所は数々あれど、京都と並んで人気なのが姫路です。なぜなら姫路城があるから。“お寺と桜”という組合せと同様に、“お城と桜”も外国の方たちにはとても人気があるのです。

日本で国宝に指定された天守をもつお城は4つしかなく、姫路城はその1つ。白壁の美しさから、通称「白鷺城」とも呼ばれる名城です。

しかし、その美しい姿が、なんとこの4月から、向こう約5年間も見られなくなってしまうのです!! そのわけは……

もうすぐ大改修がスタート

国宝であり世界文化遺産である姫路城の大天守は、昭和39年完了の解体復元工事から45年が過ぎ、傷みや汚れがひどくなってきたため、保存のための大規模な修理期間に入るのです。既に工事は昨年10月から始まっていましたが、まだ覆いなどはかけられていませんでした。

しかし、いよいよ4月12日から、大天守をを覆う素屋根の建設が始まることになったのです。始まってしまったら、上の写真のような姿は当分見られなくなります。こんなふうになってしまうのですって。↓

姫路市 公式サイト:
「保存修理期間中の姫路城大天守外観イメージのご紹介」


完成予定は「平成26年度頃」とありますから、2014年の終わりから2015年の春頃にかけて……ということになるでしょうか。とにかく、かなり先です。将来のために必要な修理ですが、その間見られなくなるのは残念ですね。

素屋根の建設工事が始まる4月12日から約10カ月間は、内部の見学もできません。ただ、工事に影響のない期間は内部見学が可能になるし、修理の様子も見学できるようになるそうです。それはそれで面白そうですよね。滅多に見られないものですから。

保存修理工事のスケジュールについては、同じく姫路市公式サイト内の下のページで確認できます。
「姫路城大天守保存修理事業のスケジュールについて」

姫路城は桜の名所

姫路城は桜の名所でもあります。敷地内にはソメイヨシノやシダレザクラ、ヤマザクラなど約1000本の桜が植えられ、「日本さくら名所100選」(日本さくらの会選定)にも選ばれています。

毎年大勢の花見客が訪れますが、特に今年は大天守と桜が見られる(工事前の)最後のチャンスとあって、例年より多い人出が予想されます。入城開始時刻を、通常の午前9時より1時間早めた午前8時にするなど、混雑緩和の対策がとられています。
開花中はさまざまなイベントが催され、4月2~11日は西の丸庭園で夜間ライトアップも行なわれるそうですよ。

混雑でも楽しむには……

素屋根の建設が始まると、約10カ月は内部の見学ができなくなります。そのため、大天守への入場も12日直前は大混雑が予想されるとか。旅行中のゲストが疲れてしまってはいけないですし、時間ももったいないので、今回は内部の見学はあきらめ、外から眺めて楽しむことに徹しましょう。

姫路城はどこから撮っても絵になるお城です。白壁や石垣、もちろん桜も、そしてお堀端も風情があっていいですよ。日本が誇る名城と美しい桜のコンビネーションを、ぜひみなさんで堪能してください。





今年ならではの見逃せないスポットが、もう1つ……