国際結婚/国際結婚アーカイブ

「Busy」でも「笑顔」一杯だった結婚イヤー(2ページ目)

2008年は、スコットさんと直美さんにとって、結婚という大きな節目を迎えた記念すべき年となりました。そこで、今年はどんな年だったか、うかがってみました。お2人が選んだベスト・フォトもあわせてどうぞ!

執筆者:シャウウェッカー 光代

  • Comment Page Icon

「Busy」な年だった by スコットさん

2人が選んだBest photo<2>: 超音波写真です。直美さんに宿った小さな命でした。結婚への決断を最終的に強く後押ししてくれたのは、まぎれもなくこの子だったのです
まずスコットさんにうかがってみると、しばらく考えて、一言「Busy!」。

そうですよねえ……、本当にいろいろなことがありました。お2人の間のこともそうですが、スコットさんはお仕事も忙しかった。加えて太鼓コンサートのための新曲の集中練習で休日が1日つぶれることが何度かありました。

圧巻はもちろん、結婚式の準備と家族旅行のプランニング&手配。近くで見ていても、仕事を普通にこなしながら、よくこれだけのことが短期間にできたなあと、感心するくらいでした。

その結婚式について、うかがったことがあります。
「結婚式の演出と結果は満足できた?」
「“満足以上”でした!!」
とびっきりの笑顔になったスコットさんでした。

最も思い出されるのは「笑顔」 by 直美さん

2人が選んだBest photo<3>: 結婚式のケーキカットの様子です。太鼓の衣裳のままの新郎新婦のまわりを、写真を撮りたい出席者たちが囲みます(ガイドもその最前列に…)。本当に盛り上がった結婚式でした
2008年を、その「笑顔」という言葉で評した直美さん。私の質問にしばらく目を閉じてゆっくり考えた後、そう答えてくれました。今年を振り返って、いちばん思い出すのが、みんなの笑っている顔なのだそうです。おじいさんの笑顔が特に思い出されるそうです。

そして、今年は本当のタイミングを味わった年だった、ともおっしゃっていました。泣いたことも笑ったことも、すべて含めて……。

結婚式では、それまで諸々計画していたことが、一気に本番となるわけですが、その現実は一瞬で終わってしまいます。1つ1つ覚悟を決めてのぞみましたが、夢(計画)から現実への境界線をまたいだような感覚だったそうです。

2人が選んだBest photo<4>: スコットさんのご家族と旅行した飛騨高山で。おばあさんの後ろ姿を撮影するおじいさん。それを撮影している直美さん。家族みんなの優しいまなざしが感じられる1枚です
以前は結婚とか結婚式とか、考えていてもどこかまだ先のことのようだったのが、すんなり受け入れられるご自分のタイミングが来た年だったのではないか、今年はそんなことを「経験する時」だったと思う、とおっしゃっていました。

そのタイミングの延長で、直美さんは今年いっぱいで長年勤めた銀行を退社されるそうです。これも以前は考えられなかったとか。辞めたら不安とか、お得意先はどうしようとか、そういうことが先に立ち、まったく現実的ではなかったそうです。

でも今回は、すーっと決断することができました。
「やはり、そういうタイミングだったのでしょうね」
数えてみたら、勤めたのは8年8カ月。そして2008年の暮れと、“末広がり”が3つ並びました。


そして、2008年のベスト・ピクチャーは……


  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます