「食欲の秋」到来! ……ということで、食べ物の話題をしばらくお送りしたいと思います。というのも、国際結婚カップルにとって、食べ物の問題は、かなり重要な事柄の1つに挙げられるからです。毎日のことですからね。
以前、個人のメールマガジンに掲載したものを、All About 用に大幅に加筆修正してお送りします。
最後の晩餐、あなたは何を食べたいですか?
突然ですが、質問です。
もしも明日が地球最後の日だとしたら、あなたは今日の夕食に何を食べたいですか?
さあ、パッと浮かんだものは何だったでしょう?
白いご飯? カレーライス? ラーメン?
それともハンバーガー? イタリアン? フランス料理のフルコースでしょうか?
先日、テレビのクイズ番組を見ていたら、こんな問題が出ていました。
あるリサーチ会社が、日本全国の幅広い層の人々を対象に「人生の最期に食べたいものは何ですか?」というアンケートを行ないました。さて、1位になった食べ物は何だったでしょうか!?
じゃ~ん! 1位はやっぱりコレです |
答えは「お寿司」だそうです。
ああ、なるほど~という感じですね。
ほかにランキング上位に出てきたのは、ご飯、焼肉、ラーメン、カレー、味噌汁、ステーキ、ケーキなどなど。母の手料理、というのもありました。
和食とは限りませんが、いずれも日本の食卓や外食でお馴染みのものばかりですね。
意識して考えた時でさえ、出てくるものは、このように自分が小さいときから慣れ親しんだ食べ物に集中します。
それと同様に、……と言うと飛躍があるかもしれませんが、人生の後半=年を取ってからは、意識せずとも自然に、自分が生まれ育った食べ物が食べたくなる、とは一般によく言われていることですね。精神科のお医者様のコメントでも聞いたことがあります。
そのことが国際結婚カップルに与える影響とは、いったいどんなことなのでしょうか?
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