1位:普通の結婚と同じと思っているので、特に自慢には思わない……41%
「普通の結婚と同じと思っているので、特に自慢には思わない」が、4割以上の得票数を得て、1位となりました!
この場合「普通の結婚」とは、日本人同士や同国人同士の結婚を指します。
さて、みなさんは「普通の結婚と同じ」というご意見、どう思われますか?
実は「普通の結婚と同じ」という言葉、国際結婚している人へのインタビューや会話によく出てくるのです。
国際結婚している友人たちと話していても「特別じゃない、普通の結婚と同じだよね~」という話で盛り上がったりします。
しかし「相手が外国人なんだから、それだけで普通の結婚とは違うでしょう?」という方もいらっしゃるでしょう。
ごもっともです。
かくいう私も、結婚前はそう思っていました。ホントに……。だからそう思われる方の気持ちはよく分かります。
でも、結婚してから、こう感じるようになりました。
「ああ、基本的には、国際結婚も普通の結婚も変わらないんだなあ」
最もそのように感じるのは、他愛ない日常生活の言動からです。
「夕ご飯、何にする?」とか「週末どこかに行こうか?」とか、普段の会話なんてそんなもんです。
あと、お互いの家族の様子を心配したり、それぞれの友達の近況報告をしたり……、それも同じでしょう。
家族や知人へのクリスマスカードやプレゼントのことで頭を悩ますのも、年賀状やお中元・お歳暮のことをあれこれ考えるのと、どこか似ています。
ケンカもそうですよ。
その原因のほとんどは、ほんとに些細なことなんです。「何度も言っているのに、またここを散らかして……」とか「ずっと前のことをまだ根にもって文句を言ってる」とかね。
いちいち“文化の違い”や“言葉の壁”ではないのです。
身近でよく見聞きする日本人同士の夫婦の様子と、なんら変わりないなあと思います。
結局、結婚生活の基本は、夫婦という1対1の人間関係なんですよね。
もちろん間に子供がいたり、双方の家族が絡んできたりもしますが、いちばんの基礎はやはり「夫婦」だと思います。
国際結婚カップルの生活は、切り取られた一部分のイメージ----海外での結婚式やパートナーの家族・友人との交流(=国際交流)----から、普通とは違うと思われがちですが、結婚生活はそれ以外の時間のほうがずーっと長いのです。
私も結婚してから「普通の結婚と同じ」と思えるようになり、時を経るごとにさらに実感として感じるようになりました。
きっとこの項目に投票されたみなさんも、同じように感じられているのではないかと思います。