■ご主人が一目惚れ。そしてしつこくつきまとった……?
明るく清楚な雰囲気のY子さんは、かつて大手企業で働いていました。現在のご主人と出会ったのは、そんな20代後半のあるとき……。
「私のお友達が外資系の会社に勤めていて、社内結婚した相手の方がアメリカ人だったんです。その同僚だったのが主人。お友達が会社のパーティーに呼んでくれて、そこで初めて会いました」
じゃあその時、お互いビビッときて、後はスムーズに?
「いえ、私サイドから言うと、しつこくつきまとわれたんですよ~」といたずらっぽく笑うY子さん。
「私のほうは彼のことを何とも思ってなかったので、なんだコイツ、しつこくつきまとってくるなぁと思ってました(笑)」
つまりは、ご主人の一目惚れだったわけですね。
Y子さんの言葉を借りると“最初は嫌がっていた”ものの、彼のあまりの熱心さに、一度一緒にお食事をすることに……。
ゆっくり話してみると、意外にも(?)彼の誠実な人柄が感じられ、2人で意気投合する部分もあって、親しみを感じたといいます。
それからお付き合いが始まりました。
彼はY子さんより4歳年上。アメリカでの大学時代に第二外国語で日本語を専攻し、日本人のガールフレンドがいて、日本に興味を持っていたそうです。
大学院のときに筑波大学の交換留学生として来日。日本がすごく気に入って、アメリカの大学院に戻らずに、そのまま日本に居ついてしまいました。結局、大学院は卒業しなかったそうです。
Y子さんと出会ったときは、日本に来て既に10年ほどたっていましたので、日本語はぺらぺら、日本の生活習慣にももうすっかり慣れていました。
そんな彼は、最初から日本人女性がよかったようで、Y子さんと会う前に何人か付き合っていた人がいたようです。
真面目な性格のY子さんとしては、そういう男性とお付き合いしたり、ましてや結婚を考えるには、かなりの慎重さを要したと思うのですが、結婚を決めるまでのお付き合い期間はどのくらいあったのでしょうか?
「付き合い始めてから3カ月くらいでした」
えーっ、意外に短い!!