4組目ですが、みなさんの中でNHK朝の連ドラ『鳩子の海』(74年)を覚えている方はいらっしゃいますか?
私は、母が見ていたので、ウロ覚えではありますが記憶に残っています。
この時、子供時代の鳩子を6歳で演じ、天才子役と騒がれた斉藤こず恵さん(33)も、最近知ったところによると国際結婚をしていました。
皮肉なことに、この鳩子役で人気が出すぎ、何かと世間の注目を浴びるようになったことが、少女の心にさまざまな葛藤を生んだのだそうです。そのトラウマから逃れたくて、高校卒業後にニューヨークに留学。心理学を勉強中にゴスペルに出会い、やがてジャズ/ブルース・シンガーを目指すようになりました。
夫であるレストラン経営者のランディ・セントルイス氏と知り合ったのもその頃。シンガーになることを強くすすめてくれたのも、彼だったそうです。
生活費のためのアルバイトと歌の修行に明け暮れつつ、やがてブルース・シンガーとしてNYのバーのステージに立つまでに…。そして28歳の時、セントルイス氏と結婚。31歳の時から、再び日本で仕事をするようになりました。
実は現在80キロ近い体重になっているこず恵さんですが、森公美子さんら同様の体型の女性3人が活躍するミュージカル『ビッグ・レディース・クラブ』の主役の1人に選ばれ、昨年ヒットをとばしました。最近はテレビ時代劇などでもお見かけするようになり、活躍の場を広げているようです。
過去のトラウマから解放され、自分の道を探し出し、さらに人生のよき伴侶を得て、充実した生活を送っているこず恵さん。ちょっと気になるのが、ご主人との“遠距離結婚”ですが、2人とも価値観が同じなので、離れていても大丈夫なんですって。ますますのご活躍を!
(筆者注:その後、斉藤さんは2002年3月1日に離婚を発表されました。残念ですが、これからの人生、つらさを乗り越えてがんばってほしいと思います)
最後は結婚ではなく出産報告です。
98年に当時日本で勤務していた米軍軍人のチャールズ・バークレーさん(27)と結婚した女優の清水美砂さん(30)が、3月にロスで女の子を出産しました。
今や今村昌平監督作品の常連であり、カンヌ映画祭にも行くなど、国際的にも認められる女優として着実な足どりを残している清水さんですが、私生活は意外に普通の女性という感じです。結婚の時の報道も、あまり大騒ぎはされなかったような記憶が…。
現在はロスで子育てに専念しているようですが、日本での仕事はこれからも続けていくようです。お子さんは将来、完璧バイリンガルになるんでしょうね。
みなさん、お幸せに!!
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