海外ウエディング・ハネムーン/海外ウェディングの段取り・注意点

列席者への気遣い(2ページ目)

花嫁にとって海外までお祝いに駆けつけてくれる女友達の存在はとても大切。会社を休んで高い旅費を支払い、列席してくれる彼女たちの胸の内に迫ります!

家倉 呉実

執筆者:家倉 呉実

海外ウェディング・ハネムーンガイド

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「コース料理が食べたい!」

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お料理はもちろん、プチギフトを用意すると喜ばれます。
前ページの旅費負担のお話とも関連しますが、旅費を自己負担で来ていただく場合、挙式後のパーティ代はカップルが負担し「この度はわざわざふたりのためにお越しいただき、ありがとうございました。」という感謝の意を表す一席を設けるのが常識。

となると、そのパーティの内容はゲストにとってとても重要なんです。「コンドミニアムのお庭でBBQだったのにはちょっとがっかりしました」とはハワイ挙式に参加した花嫁の友人の言葉。逆に「チャペル隣接のバンケットでフレンチのコースをいただいた後にはガーデンでデザートビュッフェもあって! 日本の披露宴のような充実した内容でしたよ。」というハワイ挙式ゲスト経験者の嬉しい声も。

お招きする側としては、お酒をたくさん飲むお友達が多い場合、会計時に想像以上の出費に泣かされる、なんてこともしばしば。事前にドリンクメニューを作って、その範囲でオーダーしてもらったり、食事を早く終わらせて二次会は別の安いお店で楽しむようにしたり…おもてなしにもさじ加減が必要です。

「幸せになってくれたら、それでいい!」

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帰国後パーティでも海外挙式に来てくれた友達へは感謝の気持ちを忘れないで。
「帰国してから半年くらい、音沙汰なかった時は正直、腹が立っちゃった…」とはアメリカ挙式に出席した友人からのコメント。結婚式前後は引っ越しや親戚まわりなどでとても忙しくなりますが、お友達へのお礼のご挨拶も忘れずに。メールで挙式時に一緒に撮った写真を添付し送るだけでも随分違います。

「帰国後に披露宴を開いた友人がいて……それも豪華ホテルだったんで、さらに3万円のご祝儀が消えました。」とはハワイ挙式に列席した花嫁のお友達。海外ウエディングに来てくれた方々を帰国後パーティへお招きする場合、「ご祝儀はいりません。」とお伝えすることが必要です。また、会費制のパーティでは半額や割引などの配慮を忘れずに。

いずれにしても、海外までお祝いに来てくれるお友達というのは、特に花嫁の女友達は、山あり谷ありの恋愛期間を一緒に戦って来てくれた戦友のような存在。本音は花嫁が幸せになってくれれば、満足なんです。そんな思いで列席してくれるゲストを大切にしたいですよね。
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