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バレンタインデーの由来は?発祥の地の教会で婚約式も

愛の聖人『サン・バレンティーノ』の聖地である、イタリアの中央に位置するテルニ市。世界中の人々から愛される「サン・バレンティーノ教会」で日本人のセレモニーが可能になりました。

家倉 呉実

執筆者:家倉 呉実

海外ウェディング・ハネムーンガイド

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バレンタインデー発祥の地! イタリアのテルニ市って?

イタリア中央部に位置する、ウンブリア州にあるテルニ市がバレンタインデー発祥の地。

イタリア中央部に位置する、ウンブリア州にあるテルニ市がバレンタインデー発祥の地。地図中の中央にあるブルーの部分がウンブリア州。

愛の聖人『サン・バレンティーノ』の聖地である、イタリアの中央に位置するウンブリア州テルニ市。この街にあるのが、世界中の人々から愛される「サン・バレンティーノ教会」です。こちらで日本人も結婚のセレモニーが可能なのをご存知ですか?

サン・バレンティーノ教会は、サン・バレンティーノが眠りにつく教会です。彼は、日本でもおなじみのバレンタインデーの由来となったとされる人物です。


バレンタインデーの由来となった、聖人バレンティーノ

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サン・バレンティーノ教会では婚約式や25周年などのアリバーサリー・ウエディングも叶います。セレモニーの前日には教会の方や神父様との打ち合わせがしっかりあります。
舞台はかつて戦乱の世であった3世紀ごろのローマ。キリスト教の聖人バレンティーノ(サン・バレンティーノ)は、イタリア・ウンブリア州テルニ市の司祭かつ医師として、街の人々に尽くしていました。

この頃、ローマ皇帝が兵士の戦意の喪失を恐れ、すべての兵士たちの結婚を禁じた時期がありました。

それを見かねた聖人バレンティーノは、愛し合う若者のために結婚の祝福を密かに執り行い続けたそうです。

いつしか彼の起こした、この奇跡のストーリーを聞きつけた数多くのカップルが、彼の祝福を求めて彼の元へと訪れるようになったのです。

ところがその行いがローマ皇帝の耳に入り、西暦274年2月14日に彼は処刑されてしまいます。後に、彼が殉教したこの日が、「愛の守護聖人バレンティーノの日、と認定されました。これが今日のバレンタインデーに当たると言われています。

今でも毎年2月には、約2000人の恋人たちがこの教会に、婚約式を受けるために集まるそう。すごくロマンティックですよね!

恋人たちのために力を尽くした聖人の眠る教会でのセレモニー。永遠の愛を誓う場所にぴったりだと思いませんか?

【サン・バレンティーノ教会データ】
挙式の言葉:イタリア語(日本語通訳あり)
バージンロードの長さ:30メートル
収容可能人数:300人
フラワーシャワーの有無:可能
音楽: パイプオルガン
ステンドグラス:有り
挙式可能な日:毎週水・木・金曜日
(教会の行事、祝祭日は、不可)


ローマとテルニの2都市を楽しむ

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テルニ市には2000年余の歴史を秘めた小さな町や村が点在しています
サン・バレンティーノ教会のあるテルニ市はイタリアの“グリーンハート”と言われる緑豊かなウンブリア州の南部に位置します。

もし、この地で海外挙式を行うならどのシーズンがよいでしょうか?

オリーブの木やブドウ畑に覆われた丘陵地帯のなかでも、自然が息づく景観の美しいエリア。恋人たちが集う「マルモレの滝」でも有名です。

ベストシーズンは緑が美しい4月~10月、と言われていますが、2月にはバレンタインデーを含む、イベントが盛んで名物の黒トリュフが美味しい時期。

また、クリスマスシーズンには、丘の上に大きな星のクリスマスツリーが飾られ、12月初旬から点灯してとても美しいそうです。

どの時期に訪れるかはお好み次第ですね!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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