世界中が挙式の舞台! であればユニークなエリアを候補にしては?
地元の人々がお祝いしてくれるケニアでの挙式 |
なぜなら、現地に日本人の挙式を受け入れる体勢さえあれば、どんな場所でも挙式が叶うということを、私はこれまで取材しながら目にしてきたからです。ここではその幾つかの例をご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
カンボジアのリゾートで誕生した「第一号ウエディングカップル」
2004年、憧れのリゾートの代名詞、アマンリゾートがアンコールワットにオープンしたホテル「アマンサラ」で、このホテルのウエディングカップル第一号となった日本人のご夫妻がいます。ふたりのコンセプトは「ユニークなエリアでウエディングをしたい」ということで、相談したのは世界中の面白い挙式を手掛ける旅行会社EVC。幾つかの候補地から、ふたりがカンボジアを選んだ理由は「新しいため、第一号のカップルになれるから」。クメール衣装のフラワーガールとページボーイに先導され、バージンロードを歩き、カソリックの神父によるブレッシング(キリスト教のお祝いを受けるという意味)を受けるウエディングはこの高級リゾートのプール付きテラスで行われました。挙式後は近くの村でクメール式の祝福を受け、ここからが本番です。