でもせっかく日本人に生まれたのですから、ステキな和装姿を彼や家族、友達に披露したいですよね。和装で結婚式をおこなうにあたり、気になることや試着へ行く際に気をつけることなど、初歩的な準備をお伝えします。
巫女さんや神職に続き、列席者一同が列をなして神殿まで進む「参進の儀」。粛々と一歩ずつ神殿に進む姿は、厳かですがすがしい雰囲気です。 |
気になるお色直し時間
挙式でウェディングドレス、披露宴で和装にお色直しをするパターンがよくみられますが、そのとき気になることは、お色直しの時間。披露宴会場に花嫁がほとんどいないパーティにはしたくない! という花嫁にとっては、席を外す時間はとても気になるところでしょう。かつらなのか、洋髪なのかによっても時間が変わりますが、ドレスから和装へのお色直し時間の目安は約30分。白無垢から色打掛へのお色直しの場合は、打掛を替える掛替えが主な色直しになるので、より早く準備が整います。
ドレスからドレスへのお色直しが約15~20分だと考えると、さほど差はありません。ただし会場によって所要時間も変わり、またドレスから和装へのお色直しはできないところもあるそうなので、必ず確認をお忘れなく。
和装はしんどい? かつらは重い?
やはりドレスに比べると重さを感じるかもしれません。苦しい、痛いなどは、着付けの方に正直に伝えましょう。かつらは昔に比べるとかなり軽くなっています。また「かつら合わせ」といって、かつらのフィッテングもあります。そのときに痛いところや気になることを遠慮なく伝え、自分に合うかつらをえらびましょう。プロの着付けの方が着付けてくれますが、実際に着物を着る本人が感じる感覚は大切です。気になるところは必ずスタッフに伝え、不安を解消しましょう。