3つのポイントでベール選び
お花のモチーフがついたベール。ノーブルなベールだからこそお花が映えます。【写真協力:BERRYSTUDIO】 |
まずベールの色とドレスの色は同じでしょうか? 純白のドレスにオフホワイトのベールを合わせると、ちぐはぐな印象になります。顔周りにくるベールの色は意外と目立つので、色合わせは重要です。
ベールの長さも様々です。まずロングベールを選ぶなら、トレーン(ドレスの裾部分)より50cmぐらい長いほうがバランスよく美しいでしょう。ショートベールや腰ぐらいの長さのミドルベールは、ドレスデザインを邪魔していないかをチェックします。バックデザインにリボンやお花のモチーフがあり、そこにちょうどベールがかぶさってしまいモチーフが見えないことがあります。同時にもたつく印象も与えてしまいます。バックデザインが特徴的な場合は、ロングベールで完全に覆うかデザインを邪魔しないぐらいの短いベールにしましょう。
そしてベールのデザインもドレスデザインの邪魔をしないように注意します。例えばベールの刺繍とドレスの刺繍が重なってしまうと、くどい印象を受けそれぞれの美しい刺繍が台無しになってしまいます。スタイリングの面から考えると、ベールはドレスのデザインやボリュームのない部分を補うコーディネートを心がけましょう。そうするとドレスとのバランスを崩すことなくスタイリングできます。
憧れティアラに気品溢れるクラウンはバランス重視
日本の皇室やヨーロッパの王室でも用いられるティアラはエレガントで上品な印象を与えます。【写真協力:BELL HEART】 |
おもなアイテムに、ティアラ・クラウン・ボンネ・生花(ヘッドコサージュ)・カチューシャなどがあります。
選び方のポイントは、会場・ドレスの雰囲気、顔型やなりたいイメージなどに合わせて選びます。また挙式はクラウンで披露宴はお花でカジュアルに…といった具合にイメージチェンジを楽しむこともできます。各ヘッドドレスのデザイン性も大切ですが、実際にフィッテングをした時のバランスも大切です。必ず靴を履いて、立って全体のバランスをチェックしましょう。