暮らしの歳時記/冬の行事・楽しみ方(12~2月)

「頂いて困った」から学ぶ、賢いお歳暮選び(2ページ目)

なぜ困ったの? 良かれと思って選んだ品物が相手に喜ばれないなんて……その原因から、失敗しないお歳暮選びのポイントをつかみましょう。

三浦 康子

執筆者:三浦 康子

暮らしの歳時記ガイド

「慣れない食材に手をやきました」

「美味しそう!でもどうしたらいいの?茹でる鍋が無い。甲羅がとれない…」初めての経験に戸惑うこともあるようです。(写真の蟹は茹でてあります)
どうやって調理していいのかわからない、魚をさばくなどの調理技術や調理器具がない、更には、食べ方すらわからない……ということだってあります。

贈り手にとっては当たり前のことでも、相手にとっては未知との遭遇。実家や知人にSOSを出して解決できればいいのですが、解決できないと処分に困ってしまいます。(例えば、生きたままの食材をどうすることもできず怯えて過ごした話……耳にしたことがありませんか?)

調理が必要な食材は、相手の技量を考慮したり、説明書を添えるなどの配慮を忘れずに。


「折角なのに、旅行や帰省で食べ切れなかった」

賞味期限の短い生鮮食料品などによくあるパターン。毎年帰省する家には気配りしやすいのですが、例年なら在宅している家庭でも、今年は帰省や旅行に出る場合があります。

また、花や観葉植物なども同じような運命に。普通ならば長く楽しめるものでも、留守中に枯れてしまうことが多いからです。お隣さんや友人に世話を頼もうにも、忙しい年末年始にお願いできないことも多く、帰宅して変わり果てた姿の植物に対面するのは心苦しい限りです。

賞味期限が短いものや植物などは、相手の都合を伺ってみたほうが良いかもしれません。単に不在云々というだけでなく、相手方の買い物計画にも影響するわけですから。(奮発して上等の刺身を買った日にプリプリの河豚が届いてトホホ……。似たような経験ありますよね?)


そして最後にびっくりする話。でも同感してしまうのです…… >>>

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます