シェフが腕によりをかけた自慢のメニューは「南欧の田舎料理」が基本。シーフードの旨味たっぷりのパエリアやリゾット、パスタなどのほか、スペインのバル(居酒屋)でおなじみのタパス(小皿料理)が\525で豊富に揃っています。タパスはワインの肴にとても便利。ひとりで訪れたときも、グラスワインを飲みながらタパスを1~2種類注文すれば手頃な前菜として楽しめます。
パティシェが作るスイーツは見た目にも美しく、私が訪れた日は季節のデザートとして、ほんのり繊細な桜の花びらを封じこめた「桜のババロア(\472)」が登場していました。ババロアのわきに可愛らしいみたらし団子が添えられていたのは、いかにもカフェらしい楽しませ方。
ランチは11時から16時まで。ランチタイムがもっともにぎやかになるのは13時から14時までのあいだ。夜は22時から23時までがピークタイムで、遅い夕食をとる人、2軒目のお店として訪れた人、夜のお茶を楽しむ人と、実にさまざまな目的で訪れた人々が寛いでいます。
4名~15名までのパーティーも可能ですが、貸し切りにしないのは「いつでも気軽に立ち寄れる場所」でありたいという思いから。たしかに、せっかくお店の前まで行ったのに貸し切りパーティー中で入れないなどということがあると、がっかりしてしまいますものね。