芝生の上に寝そべっているところに、花の甘いかおりと甘酸っぱい果実の香りが風に流されてきたようです。紅茶の世界でも春が楽しめます。

ROSE PEKOE /ローズペコ

アッサムリーフのコクとバラの調和
インドのニューデリーにある紅茶専門店サンチャからご紹介するのはローズペコ。インドのトップティーテイスターの一人であるサンジャイ・カプール氏が100枚の花弁のバラといわれるインド産ダマスクローズに出合わせたのはアッサムリーフです。

マイルドでブレンドなどにも多用されるニルギリではなく、アッサムのオレンジペコーを用いているのが特色です。アッサムのボディがしっかりした味も、ローズペタル(ローズの花びら)とブレンドされて少しライトな味わいでナチュラルな甘さが加味されています。

インド政府御用達の紅茶鑑定士カプール氏のボタニカルブレンド紅茶
インド政府御用達の紅茶鑑定士カプール氏については改めて記事にてご紹介します。インドの紅茶習慣としてなじみが薄いと考えられます花やフルーツブレンドの紅茶を彼がなぜ作ったのか、取り扱い代理店の平山さんに伺ってみました。

「十数年に渡るカプール氏との取引で、彼は何度も日本を訪れ、多くのセミナーを行っています。彼は日本人の嗜好を熟知しており、これを意識した本物志向のボタニカルブレンド(香料を加えたフレーバードティーに対して)を作ってもらったのです。」

CTC製法で茶葉が細かくなることが多いアッサム。この紅茶ではローズペタルとの浸出時間を合わせるために大きい茶葉が使用されています。一人分3gで3分間浸出すると美味しくいれられます。

SANCHA TEA (サンチャ) 
ROSE PEKOE(ローズペコ)
  6g 157円。100g 1260円。

東京都内の販売先:新宿伊勢丹、銀座松屋、スパイラルマーケット青山など。

■撮影協力/ 問い合わせ:八基通商


Berry Berry /ベリーベリー

キューガーデンは2003年に世界遺産に登録されました。
カリス成城と英国王立植物園(イギリスではキューガーデンと呼ばれています)の提携によりできた生活全般を扱う商品に、ハーブティーや紅茶も含まれています。庭先を飛び跳ねる子供たちにも飲ませてあげたいのがベリーベリー。

ラズベリーが茶葉のなかでコロコロしていてかわいいでしょう。このほかにも、クランベリー、ルバーブのチップ、マロウの花と色鮮やかで元気な果実がたくさんブレンドされていますよ。ベースに使われる紅茶はセイロン・キャンディとキームン。香りも味もすっきりしていてラブリーな紅茶です。

ラズベリーと青紫のマロウが紅茶の上に横たわっています

現在、キューガーデンは121ヘクタール余りの広大な敷地に世界中から25万種もの植物が集められています。2003年には世界遺産にも登録されました。植物との共存をサポートする形でキューガーデン紅茶が展開されています。売り上げの一部はキューガーデンの環境保全と地球上の植物保護再生活動としても使われるそうです。

Royal Botanic Gardens, Kew (キューガーデン)
Berry Berry (ベリーベリー) 
  袋入り 50g 945円。
  缶入り 100g 2100円。

■販売 : カリス成城
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