ラーメン/東京のラーメン

柳宗理デザインに囲まれているラーメン店

ラーメンでは超激戦区の高田馬場にまたまた現れた新星。しかもすごくオシャレでサイドメニューやデザートもお薦め。

大崎 裕史

執筆者:大崎 裕史

ラーメンガイド

2007年4月25日オープンの新店。スタイリッシュな内装、こだわりのラーメンを出す店なのだが、こちらの店主はデザイナー柳宗理の親族にあたる人。なので、店内には『柳宗理デザイン』が溢れている。

※柳宗理(やなぎそうり)とは?
日本を代表するインダストリアルデザイナーで有名な作品に「バタフライスツール」があり、ニューヨーク近代美術館やルーブル美術館にも収蔵されている。


▲地鶏魚玉そば850円(塩味、手もみボコボコ麺)


柳宗理デザインに囲まれた店内

麺屋宗
▲黄身の部分に魚介ダシが加えられた魚玉。魚玉そばを注文すると別皿で出てくる。
店内には柳宗理の作品が散りばめられており、かなりオシャレ。丼やレンゲなどにもこだわり、デートにも十分使えるお店と言える。

麺は「手揉みボコボコ麺」と「中太ちぢれ麺」から選択できる。スープは基本的には塩味だが「塩」と「ゆず塩」から選ぶようになっている。

スープは、焼いた合鴨と大山地鶏のガラを使った清湯で、そこに魚介系の食材を合わせている。塩は、ヒマラヤの「ピンクロックソルト」と対馬の「浜御塩」をブレンドしたモノを使っている。

非常に優しい味わいで、じんわりと旨味が出てくるスープに食感のよい麺。彩りの良い具材をきれいに盛り付けて、出てきた瞬間に魅了させる。穂先メンマや炙ったチャーシューは香ばしくてウマイ。


サイドメニューやデザートも豊富で美味!

麺屋宗
▲海南チキンライスミニサイズ 420円
ラーメンも見た目綺麗でウマイのだが、サイドメニューも見ての通り食欲をそそるビジュアル。スープで炊いた十五穀米と大山地鶏を組み合わせて、オリジナルの海南チキンライスに仕上げている。

麺屋宗
▲珠美人豆腐 380円
豆乳プリンに丹波の黒豆を用いたきな粉、沖縄のさとうきびから作った黒蜜を添えた「珠美人豆腐」(380円)や、バニラとチョコレートアイスを酢と塩で食べる「モノトーンアイス」(380円)など、デザートも目が離せない。夜はビールと焼酎があり、こだわりの肴で一杯やった後で締めのラーメンという手も。

JR・西武新宿の高田馬場駅からはちょっとあるが、地下鉄東西線高田馬場駅からはほど近く、2008年6月に地下鉄副都心線が開通すると西早稲田駅も近くなる。超ラーメン激戦区・高田馬場の注目の新店である。


<店データ>
■麺屋 宗
所在地:新宿区高田馬場1-4-21 
電話: 03-5876-7640
営業時間:11:30-15:00、17:00-23:00
定休日:第二日曜
地図:Yahoo!地図情報

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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