宮城県の小さな町に行列店が・・・

写真のタイトル
▲お店の外観。暖簾も看板もない。カメラのフレームから外したが左側には30人近くの行列。
宮城県玉造郡という地名は、この店の所在地を聞いたときに初めて聞いた地名である。岩出山町のホームページによると「岩出山町は、伊達政宗公が血気盛んな青年期を過ごし、世界に眼を開き、時代を読んだ地であります。」と書かれている。由緒ある町のようだ。

写真のタイトル
▲もう少し入り口に近づいたときに撮った写真。
さらに町のホームページを読み進んで行くと、ここも市町村合併の話が出ているようで来年(平成18年)の3月31日に合併し、新しく「市」が誕生するらしい。で、その新しい市の名前を見て、びっくり。なんと「大崎市」になるというのだ。今、この記事を書きながら検索して知った情報なので、とても驚いた(笑)。

写真のタイトル
▲入り口の写真。まさしく暖簾も看板もない。
いやはやなんとも、まもなく「大崎市」になる店の情報をここで書けるとは奇遇というかなんというか。さて、現状の岩出山町の人口だが1万5000人弱。小さな町である。しかし、その町にいくら土曜日とはいえ、30人以上もの行列が出来ているのだから驚きを通り越して、開いた口がふさがらなかった。テレビに出たとか、そういう話でもないらしい。

写真のタイトル
▲店内の写真。中を仕切ってるおばさんは機敏すぎて写真にすら写らなかった(笑)。
さらに驚くのは、この店は最近出来たばかりではなく、ここに移転してきて50年近く経つと言うのだ。驚き続きの店である。メニューは基本的に2種類しかない。「らあめん」(600円)と「特製いろはらあめん」(900円)。あと限定5食のかつ丼(900円)。限定5食というのも驚きだ。

写真のタイトル
▲らあめんの写真。
らあめんは、ある意味昔ながらのラーメンで鶏ガラベースに醤油がキリッとしたスープで麺は自家製風の細麺ストレート。「今風」や「はやり」あるいは「インパクト」などには無縁のラーメンだがウマイ。地元の方が通い続けているのがわかる。そうでもない限りは、行列を続けるのは難しい、というより無理。地元の人に受け入れられているからこその、小さな町の行列店である。

写真のタイトル
▲特製いろはらあめんの写真。
特製いろはらあめんは、パーコーと言ったらいいのか、とんかつと言ったらいいのか、かつ丼があるからとんかつなのかな?それがのっかったラーメン。揚げ物がのっかることで風味は随分と変わるが、基本は一緒。やはりお勧めは普通の「らあめん」である。もちろん近ければ、1度は特製を食べてみるのも面白い。

写真のタイトル
▲かつ丼の写真。
かつ丼はうまいけれど、特徴としての特筆すべき物はそんなにないかな。複数で行った場合、あるいは何度か行く機会があれば、一度は特製いろはらあめんと同様に試して見て欲しい。

写真のタイトル
▲裏口の写真。
どう見てもラーメン店には見えない。ましてや行列店にも見えない。でも紛れもなく繁盛してる店なのである。本当に驚くことばかりのこの店。ラーメンの食べ歩きの楽しさをわからせてくれるお店である。そして、まだまだラーメン探検は終わらない、というのをつくづく実感させられた店でもある。

【DATA】店名:いろは食堂  住所:宮城県玉造郡岩出山町二ノ構30-1   TEL:0229-72-1131 営業時間:11:00-14:00  休日:不定休  メニュー:らあめん600 特製いろはらあめん900 かつ丼900


■参考記事はこちら
●白石市のラーメン屋さん(同じく宮城県のラーメン記事)
●中華そば 卍(仙台の人気ラーメン店の記事)
●仙台に行列店誕生!「本竃」(仙台の人気ラーメン店の記事)

■他のガイドが書いた宮城県関連の記事
●宮城県のフレンチ紹介記事(シニアライフガイド)
●【宮城】今しか食べられない鮭のはらこ飯(癒しの旅ガイド)
●マンガッタンライナーで石巻へ(鉄道旅行ガイド)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。