真っ赤なてんとう虫が愛らしい「コクシフルール」!
グリーンのグラサージュで初夏を表現した「コクシフルール」。 |
「コクシフルール」は、春の終わり頃から夏にかけて販売されるエクレアで、デザインを手がけたのは、2002年にエグゼクティブ・シェフパティシエに就任した、クリストフ・アダン氏。
「おいしく、美しい」のコンセプトに基づき、イメージしたのは、初夏限定のエクレアらしい、さわやかな新緑。それを表現したのが、表面のグリーンのグラサージュ。ポイントとなるのは、やはり、ホワイトチョコレートで作られた、真っ赤なてんとう虫です。
「コクシフルール」の切り口。 |
切り口は、薄紫のクリームだったのですが、ひとくち噛むごとに、違う色が出てくるからおもしろい。実は、中に入っているのは、バイオレット(スミレ)、オレンジ、ローズの3種のクリーム。それを横に並べることで、後味と余韻を残す、複雑な味に仕上げています。サイズは13センチで、価格は525円(税込)。
でも、エクレアブームの火付け役とも言われる、クリストフ・アダン氏の芸術作品は、この「コクシフルール」だけではありません。今回の「エクレア・ウィーク」では並びませんが、クリスマス限定で発売されたヒョウ柄の「レパード・カフェ」も、斬新で記憶に残るところです。
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真っ赤なエクレアに白い花びらが舞う「サクラ」をご紹介します!