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三国志においてレッドクリフはあったのか?(2ページ目)

中国四大奇書の一つにして、男子の永遠の古典『三国志』 その題材はあらゆるメディアのモチーフにされ、もちろんボードゲームも例外ではない。しかし双六屋が所有するものは・・・ モノポリーだよな?

執筆者:双六屋 カゲゾウ

あれっ、意外に・・・ イケてる?

最初はイロモノかと思っていましたが、考えてみるとモノポリーに三国志を乗せるというアイデアは、意外に相性が良さそうです。

三國誌争覇戦
お札はあるものの、その名称は「兵力券」 戦乱の世では軍事力が全て!
三國誌争覇戦では、コストはお金ではなく、兵力に置き換わっています。

これによって中国大陸を駆け回り、領地を増やし、城を固め、敵の兵力を削り、天下統一を目指すというテーマとシステムが違和感なくマッチしています。

赤壁の戦いは、もちろんあった!

また、モノポリーでいうところの「共同基金」「チャンスカード」が「戦略卡」「政略卡」というカードに置き換わっているのがミソ。この内容が、三国志ファンの血潮をたぎらせるものばかり。

三國誌争覇戦
関羽や張飛も登場。曹操や周瑜も出てくるが、蜀の武将にかなり肩入れした配分になっている。
概ね、兵力の増減に関しての指示なのですが、「孔明草船借箭 得16,000兵力」「趙子龍長板坡護幼主 得14,000兵力」などなど、三国志の名場面が登場します。

もちろん、「赤壁之戦劉備大獲全勝 得10,000兵力」と、赤壁の戦いもちゃんとあります。



考えてみると、デジタルゲームのソフトとして根強い人気を誇るカルドセプトも、双六のマスを周回しながら、戦闘を繰り広げるという同系統のコンセプト。モノポリーライクなゲームにバトルを乗せるという相性の良さは定番といってよいのかもしれません。

本日の三国志な関連・参考サイト

『レッドクリフ』公式サイト
横山光輝オフィシャルサイト
吉川英治記念館
三國志 Online
三国志 英雄占い
英傑群像 三国志カレー(神戸三国志伽哩)
Ameba News『横山三国志へのトリビュート「キャバクラ三国志」』
三国志検定公式ポータルサイト
赤兎馬 三国志テーマパーク「三国城」レポート
飯田市川本喜八郎人形美術館
2000人ぶった斬りでトランス効果!? 『真・三國無双2』
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で人気のボードゲームを見るAmazon で人気のボードゲームを見る
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