ファンにはうれしいけど内容どうすんの?
Mr.モノポリーの出演は鉄板!? (写真は2004の世界選手権にて |
なぬう! リドリー・スコットといったら『ブレードランナー』『エイリアン』『ブラックレイン』『グラディエーター』など、バイオレンスとアクションが絶妙にブレンドされた、超かっちょええ映画を発表し続ける巨匠じゃんかさ!
双六屋も大好きな監督なので、スコット監督がメガホンを取ることに異存はない。
が、題材がモノポリーって、内容どーすんのよ? 映画化されたボードゲームといえば『クルー』の前例があるものの、あれは殺人事件がモチーフだから、映画にしやすいといえばしやすい。
そのあたりの懸念は、監督も同じらしく、同サイトの続報では、「どういう方向でいくか見当もつかない」とおっしゃっている。
よろしい、この双六屋が勝手にストーリーを妄想してみよう。(この記事を監督がご覧になるか不明だが、監督、よかったら参考にしてもいいっすよ!)
妄想モノポリー映画その1 『モノポリックス』
(あらすじ)
マッドサイエンティスト・Mr.モノポリーによって開発されたバーチャルマシーン「モノポリックス」
プレイヤーは、特製のヘッドセットを装着することで、サイバー空間に構築されたモノポリー世界にダイブが可能。
最新の娯楽として、試乗体験招かれた五人の紳士淑女。しかしマシーンが暴走をはじめ・・・
ブレードランナーやエイリアンなどの傑作SF映画を残しているスコット監督だけに、もっとも可能性がありそうなのがこの系統。
『ジュマンジ』や『ザスーラ』のように、ボード上の出来事が実際に起こるのもありだが、『マトリックス』のようなパラレルワールドで展開されるモノポリー世界での冒険譚のほうが、あるていどムチャな設定でもつじつまあわせが容易だ。
また、他に考えられるのは『SAW』や『CUBE』シリーズのように、所持金がゼロになると、プレイヤーは死によってゲームから排除されるというデスゲーム的な脚本の可能性。
これこそスコット監督のもっとも得意とするバイオレンス&アクションなシチュエーションだが、ただ、モノポリーの版権をもつのはハズブロ。玩具メーカーだけに、暴力描写はご法度ということもありそう。
次は金融界のタブーを描いた・・・→