ゲームの人気を決定付けた「死神」との対決
おばけ屋敷ゲームの経験者なら絶対に忘れられない敵がいるはずです。そう、最後の最後、我々の渇望する出口に立ち塞がる死神です!長い一本道の先にゴールはありますが、そこに立ち塞がるのは死神。まるで合わせ鏡のようにプレイヤーの出したカードの数字と同じだけ廊下をこちらに進んできます。廊下にかろうじてあるスルーポイントでこいつをやり過ごせれば良いのですが… 捕まってしまうとなんどでも回廊の最初の地点に戻されてしまいます。
どうでしょうか? 特に30代以上の方はあのころの記憶が蘇えってきたのではないでしょうか。ガイドも今週末あたり同世代の仲間を呼んでおばけ屋敷をさ迷い歩こうかと思っています。
それにしてもこのレトロブーム、ことボードゲームに関しては大歓迎です。というのもボードゲームは、そもそもマーケットが小さくヒット商品といえども世に出まわる絶対数が多くありません。このため少したつと名作・傑作といわれるものでも絶版・廃盤になってしまうことがほとんど。
またゲームは紙というもろいプロダクトです。超例外的なロングセラー作品をのぞけば、数年前発売されたゲームを手に入れるということはほとんど不可能です。
事実このおばけ屋敷ゲームにしても復刻盤が発売されるまえはネットオークションなどでは1万円近い値がついていました。
バンダイでは今後も「盤盤ゲーム家族」というレーベルを立ち上げ、このおばけ屋敷ゲームを皮切りに次々に過去の人気ゲームを復刻してくれるようです。今後のラインナップがなんとも楽しみです。
関連・参考サイト
・BANDAI 盤盤ゲーム家族『おばけ屋敷ゲーム』発売(プレスリリース)・碁盤・将棋盤は生首さらし台!?(ガイド記事)
・ホラー特集(オールアバウト)
・発売35周年のメモリアルバージョン 人生ゲーム「昭和おもひで劇場」(ガイド記事)