……最近、ニンテンドーDSがなんだかスゴい。『ニンテンドッグス』や『脳を鍛える大人のDSトレーニング』といった新機軸のソフトは空前の大ヒット、さらにソフトの売り上げに比例して、ハードのほうも凄まじい勢いで売れまくっております。発売前に一部で囁かれていた、
斬新すぎるゆえに消費者に魅力が伝わりにくいのでは……なんて下馬評もどこ吹く風です。
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「ニンテンドーDS」 |
今年の夏期商戦、新色“レッド”も登場したニンテンドーDSの販売実績は
33万7360台(集計期間:7月25日~8月28日、ファミ通調査による)。ライバル機とされる「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の
11万3953台と比べても、ニンテンドーDSの好調ぶりはハンパじゃありません。というか、据え置き型を含むすべてのゲーム機の中でも、現時点で2005年ナンバーワンの成績ですよ!
これほどまでに大ヒットしている理由は何なのか、ライバル機とは何が違ったのか、そもそもニンテンドーDSという“異質”な携帯ゲーム機を開発した背景には何があるのか。
“ソフト無ければただの箱”という格言が昔ほど通用しなくなっている現在において、ハード自体の商品コンセプトを分析してみることも、そのヒット要因を探るうえで重要なヒントになりそうです。
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読めば3分でまるわかり! | 両者はまったくの正反対! |
ニンテンドーDSとPSPの商品コンセプトを、次ページでもっともらしくわかりやすく図式化してみます! |
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