ニンテンドーDS・3DS/ニンテンドーDS・3DS関連情報

ニンテンドーDS試作機に「触れる」!

任天堂の新携帯ゲーム機「ニンテンドー・ディーエス(仮称)」の、2つの液晶画面とタッチスクリーンの“触れる”機能による、異質なプレイ体験を徹底的にレポートいたします!

執筆者:川島 圭太

ニンテンドー・ディーエスに 「触って」きました!

※この記事に掲載されているニンテンドーDSは試作品であり、現在販売されているものとは外見などが異なります。

5月に開催されたビジネスショウ「E3」(米国・ロサンゼルス)にて初披露された、任天堂の新型ゲーム機「ニンテンドー・ディーエス(仮称)」。2つの液晶画面と、タッチスクリーン・音声認識・ワイヤレス通信機能による“異質なプレイ体験”の魅力を徹底的にレポートいたします!

ガイド・川島が任天堂さんにオジャマして、ニンテンドー・ディーエスをたっぷりと体験してまいりました!

2つの液晶画面と、かつてない“触れる”面白さ!

ニンテンドー・ディーエスの最大の特徴とも言える、2つの液晶画面。ニンテンドウ64を上回るキレイな3Dグラフィックを、バックライト式で明るい液晶画面で楽しむことができました! また、ニンテンドー・ディーエスにはARM9とARM7という2つのCPUが搭載されており、上下の3インチTFT液晶を1つの大画面として使ったり、全く違う機能を持たせて2つの視点からゲームを楽しんだりすることも可能です。

さらに、下の液晶画面にはタッチスクリーン機能が搭載され、まさにゲームに“触れる”感覚を楽しむことができるのです。プレイヤーは操作をボタンだけに頼らなくても良いので、あまりゲームを遊んだことのない人やゲーム初心者にとっても、簡単操作で親しみやすいゲーム機となりそうです。

ところで、2つの液晶画面はバックライトで明るくキレイ、さらにタッチスクリーン機能も搭載・・・となると、気になるのはバッテリーの連続稼動時間。詳細はまだ発表されていませんが、任天堂スタッフさん曰く「任天堂の省電力のノウハウを注ぎ込んでいます」とのこと。

下の液晶には、PDA(携帯情報端末)のようなタッチスクリーン機能を搭載。従来のゲーム機にはない画期的な機能!という点もさることながら、ボタンに頼らなくても手軽に楽しむことができるというのは嬉しいところ。

専用のペンや指を使って、キャラクターの移動や視点変更、文字入力などさまざまな操作が可能。タッチスクリーンの感度は非常に快適で、直感的にゲームの世界に“触れる”ことができます!

ゲーム内容によっては、ペンよりも指を使ったほうが便利な場合もあります。タッチスクリーンの表面には強度の保護フィルムが貼られていますので、キズなどの心配をすることなくガンガン楽しむことができます!

「こする」「転がす」といったアクションは指を使って、「書く」「描く」「斬る」といった細かなアクションはペンを使って操作すると上手くプレイできそうです。
左下写真/『WarioWare Inc,DS』
右下写真/『PictoChat』
(C) Nintendo

充実のネットワーク機能&ゲームボーイアドバンスとの完全互換!

ニンテンドー・ディーエスは、近距離(※1)でも遠距離(※2)でも多人数でのワイヤレス通信プレイが楽しめる、2種類の無線通信機能を備えています。また、通信機能を使って、1つのカートリッジで多人数が楽しめる「お試しプレイ」みたいなことも可能になるとのこと。

さらにユーザーにとって嬉しいのは、ニンテンドー・ディーエス用ゲームスロット以外にもゲームボーイアドバンス用のスロットが用意されていて、ゲームボーイアドバンス用のソフトをニンテンドー・ディーエスで遊ぶことができるという点!

しかも、ただ単に互換性があるというだけでなく、ニンテンドー・ディーエスとゲームボーイアドバンスのゲームを同時に接続して楽しんだり、将来的には全く新しいハードウェアをこのスロットに接続することもありえるとのこと。2つのスロットの使い方次第で、ニンテンドー・ディーエスの機能がさらに広がっていくのです!

(※1)任天堂の独自規格による近距離でのローカルワイヤレスネットワークでは、約30メートルの保証到達距離で最大16人がリアルタイムでの通信プレイを無料で楽しむことができます。
(※2)IEEE 802.11に対応したネットワーク機能も搭載されていて、ワイヤレスLANを使ってインターネットに接続すれば、遠く離れた人とも一緒にゲームを楽しめるようになります。

本体背面にあるニンテンドー・ディーエス用ゲームスロット。スマートなカード型のメディアには新開発の半導体メモリが使用され、1ギガビット以上の大容量を実現しています。

本体下部にあるゲームボーイアドバンス用ソフトのスロット。このスロットに、将来的にはさまざまな用途の周辺機器が接続されることになりそうです。

 

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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