DSiLLが売れてPSP goが売れなかった理由
同時期に登場した2つの新型携帯ゲームハードですが、発売直後に大きな差がでた模様です。 |
どうしてこんなに大きな差がでたのでしょうか。細かく見ると色んな要素はあるのですが、1つ、とてもシンプルかつ大きな理由があります。それは、DSiLLは誰が買うのかはっきりしている商品で、PSP goは誰が買うのか分かりにくい商品であった、ということです。もう少し詳しくお話していきましょう。
DSiLLは、欲しい人も欲しくない人も、理由は大きいから
DSiLLはバリエーションの商品ですから、既存のDSiと比較して簡単に選べるというのは大切です。大きいDSが欲しいか、いらないか、という選択ですね。 |
では、DSiLLが欲しい人は、どんな理由で欲しがるか。答えは簡単で、大きいからです。大きい画面でゲームがしたい、大きいタッチパネルを使ったらタッチペンの操作も楽にできそう。そういう理由でDSiLLは選ばれます。
一方、DSiLLを欲しくない人の理由はどうでしょう。これも答えは同じで、大きいからなんですね。大きいと持ち運びに不便だから。大きいと重たくて疲れそうだから。欲しくない人は、そういう理由で買わないということが考えられます。
【関連記事】
DSiLLは、据え置かないハード(AllAboutゲーム業界ニュース)
欲しい人の理由も欲しくない人の理由も明確で、それがDSiLLの特徴とピッタリ一致しているという点において、DSiLLは良い悪いの前に大変分かりやすい商品です。発売されてすぐ買ったおおよそ10万のお客さんは、大きいDSが欲しかった人ということになります。
次は、PSP goの欲しい理由と、欲しくない理由についても考えてみましょう。