PS2市場はいまだ健在なのか?

WiiFitの図
2008年の据置タイトル売上げNo.1はWiiFit。2位にマリオカートWii、3位に大乱闘スマッシュブラザーズXと続きます
あえてWiiやPS3、Xbox360などの次世代機で新作を出さず、PS2で発売することでうまく成功したタイトルがいくつかあります。例えば、バンプレストから発売されたスーパーロボット大戦はPS2の市場で約45万本を売り上げました。また、アトラスから発売されたペルソナ4もPS2で約25万本を販売。

ただし、あくまでこれは一部タイトル。全体で見ると、WiiFitや大乱闘スマッシュブラザーズX、マリオカートWiiに街へいこうよ どうぶつの森といった任天堂の人気タイトルが圧倒的な強さを誇り、売上げ全体では据置に限ればWiiのソフト販売本数がトップで、PS2は全く及びません。

これらの話を総合すると、マーケットは次世代機に移行しつつあり、ユーザーもソフトを買っている。しかし、それは任天堂の大型タイトル中心であり、サードパーティは売れていないどころか、据置へ出すタイトル数そのものが過去に比べて大幅に減少している、ということが考えられます。

携帯ゲーム機全盛の時代

ヘブン状態のDSiの図
ヘブン状態というのは、DS用ソフト、DUEL LOVE 恋する乙女は勝利の女神のミニゲーム成功時のシーン。天国へも昇るような、最高の気分です
改めて言うまでもなく、今最も勢いのあるハードは携帯ゲーム機のニンテンドーDS(以下DS)です。2008年の発売タイトル数は400本を超え、初代PSのようなゲームソフト百花繚乱の春を迎えています。新型のニンテンドーDSiも登場し、2009年にはいよいよドラゴンクエスト9(以下ドラクエ9)の発売も控えているのですから、これはまさにヘブン状態。

2番手に位置するPSPも2008年は約100タイトルを発売。Wiiには届かないものの、PS3やXbox360と比べるとこちらが上なんです。2008年で最も売れたゲームソフトはPSP用タイトルのモンスターハンターポータブル 2nd G、そして2位はDSのポケットモンスター プラチナ。小さな子供からおじさんおばさんや高齢者までターゲッティングしたDSと、モンスターハンターポータブルシリーズが大きく牽引した中高生や20代前半というはっきりと分かりやすいターゲット層を持つPSPで、今携帯機の市場はかなり安定してきています。

逆に、市場の成熟が遅れていて、また、開発コストも高く、ソフトを出すメリットそのものが小さくなってきていることを考えると、据置の市場は悪い循環に陥ろうとしている気配もあります。

2009年は据置の市場を守っていくことができるのかどうかがかかった大切な年になるかもしれません。