PS2時代 新分野開拓

Playstation2(以下PS2)時代になると、その勢いはさらに拡大し、ハードの枠、あるいはゲームという枠も超えてブランドを発展させていくようになります。

まずはPS2を大きく牽引したファイナルファンタジー10。この作品は単体ではとどまらず、その素材やゲームシステムを流用して作られたファイナルファンタジー10-2が続いてリリースされました。圧倒的作業量によって作られる映像についてまわる、開発費高騰という問題について解決策を見出すべく、ひとつのゲームエンジンを使いまわす手法を初めてファイナルファンタジーが採用した作品です。

そして、ファイナルファンタジー11ではオンラインゲームに進出します。PS2をオンラインに接続し、何千人という人と同時にファイナルファンタジーの世界で冒険ができる、MMORPGというジャンルへの挑戦を試みます。ファイナルファンタジーシリーズはもちろん、今まで家庭用ゲーム機では存在しなかった未知のジャンルでありながら、50万人以上の会員を獲得し、現在もサービスが継続しています。

挑戦はまだまだとまりません、PS2以外にも様々なハード、媒体へ進出し始めます。ゲームボーイアドバンスにはシミュレーションRPGのファイナルファンタジータクティクスアドバンス、ニンテンドーゲームキューブにはアクションRPGのファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルが発売。既存のゲーム業界の枠から離れ、携帯電話専用のネットワークRPGとしてリリースされたビフォアクライシス‐ファイナルファンタジー7‐。ゲームではなく映像作品として作られた映画ファイナルファンタジーやファイナルファンタジー7アドベントチルドレンなど、ありとあらゆる方向性を模索、実現していくようになりました。

そして、PS2時代の最後には2006年3月16日に本編であるファイナルファンタジー12が発売され、次はいよいよ次世代機へ突入することになるわけです。

ファイナルファンタジーの未来

ファイナルファンタジー13の図
ハイビジョンで登場するであろう次世代のファイナルファンタジーが、また、新しい映像表現を切り開いていくのでしょうか
はじめは1本の新作RPGでした。それが今では実に大きな広がりを見せています。PLAYSTATION3で発売が予定されているファイナルファンタジー13とファイナルファンタジーヴェルサス13は、今までのように、最先端の映像表現を見せ付けてくれることでしょう。また、ファイナルファンタジー13シリーズとして、モバイル専用ゲームのファイナルファンタジーアギト13も開発されています。

また、任天堂ハードでは、ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルの続編が予定されています。ニンテンドーDS用にファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト、Wii用にはファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラーが共に2007年発売予定です。

PSP用には対戦アクションゲームの、デシディア ファイナルファンタジーがリリースされる予定で、全てのハードをファイナルファンタジーで網羅するといった様相を呈してきています。20周年を迎えて大いに盛り上がるファイナルファンタジー、次はどんな挑戦を見せてくれるのか、大いに期待したいですね。

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