正しい端子使っていますか?
なんだか難しそう、そんな方にも今回は分かりやすく丁寧に教えますから大丈夫 |
そんなわけで、今回は端子のお話です。
そもそも端子ってなあに? という方もいるかもしれません。テレビとゲーム機をつなぐケーブルを挿すところがありますね、あれが端子です。実はどの端子を使うかによって映像がより綺麗になったりするんです。
気にしたこと無い? 良く分からない? 付属のケーブルしか使ったこと無い? そんな人も多いことでしょう。もちろん気にしなくてもゲームはできます。でも、自分が高価なテレビを持っていて、高性能なゲーム機を使っているのに、適切な端子を使っていないせいで意味が無いなんてことがあったら、ちょっと損した気分になるでしょう?
そんな端子について、これを機会にスッキリサッパリしちゃいましょう。
一番標準的についているコンポジット端子
一番標準的な端子です。これはみなさん1度は見たことあるでしょう |
なんで劣化が大きいかというと、ちょっと難しい話になります。コンポジット端子というのはコンポジット映像信号というものを送るための端子なのですが、まずはこのコンポジット映像信号について説明しなければなりません。映像情報というのは3つの信号から構成されていまして、それぞれを輝度信号、色信号、同期信号といいます。それらは本来別々のものなのですが、コンポジット映像信号というのはその3つを合成して同時に扱えるようにしたものなんです。しかしテレビは通常3つ別々の信号で動作しますので変換をする必要があります。この変換を繰り返すことで映像が劣化しやすくなるんですね。
とりあえずこれを使えばゲームはできますよ、という端子ですね。
どんなテレビでもまずコンポジットならつなげられます。次はもう少し綺麗な画面のS端子とコンポーネント端子、そしてD端子についてです。