最新フォーマットに対応

旧型PS3でも新型PS3でも、リニアPCMへの変換自体は対応している。
HDMIに対応したAVアンプであれば、ゲームやBlu-rayDisc(BD)の最新フォーマット(ドルビーTruHD、DTS-MA)に対応しているものも多い。
AVアンプがドルビーTruHD、DTS-MAに対応していなくても、PS3であればそれをリニアPCMという多くのAVアンプで対応している形式に変換してくれるので問題はない。今回詳細は割愛するが、変換前と変換後の音では論理上違いはない。

つまりPS3なら、廉価AVアンプであっても最新フォーマットの音が楽しめる。もしあなたが「音質などには疎い」と自覚していたとしても、さすがにTVのスピーカーと比べれば一発で違いがわかるだろう。

テレビと電源が連動する

また、従来のAVアンプは「音を出すためにAVアンプの電源を入れる」という手間が必要で面倒だった。TVの電源をつけて、アンプの電源をつけて、ゲーム機の電源をつけて…といった手間が必要だった。
しかし最近のAVアンプはHDMI CECという規格に対応しており、テレビの電源をつければAVアンプもONになり、テレビの電源を落とせばAVアンプもOFFになる。
もちろん対応しているかどうかは機器によるので確認は必要だが、これらの機能は非常にありがたい。

アンプは廉価版でOK

個人的にはアンプに予算を割くより、アンプをエントリークラスにしてスピーカーにお金をかけたほうが音の向上が実感しやすい。
もちろんそれなりに予算が割けるなら最初からハイエンドのAVアンプを導入するのがよいだろうが、10万円以下で組むなら、どのアンプを選んでもスピーカーほどの違いを体感しにくいというのが筆者の意見だ。

もし予算が5万円以下でも、アンプとスピーカー2つを導入するだけで間違いなく視聴環境は激変する。
後は予算とスペースと相談しながらスピーカーを足していけばよい。
まずはフロントを足せば映画のセリフが明瞭になるし、サブウーハーを足せば低音の迫力がバッチリ出る。リアにスピーカーを足せば映画館のようなサラウンド環境が手に入り、リアバックを足せば音の包囲感はグンと上がる。
そこまでシステムアップしてアンプが物足りなくなれば、改めて買いなおしてさらなる視聴環境を作り出せばいいだろう。

あなたがテレビの音に不満をお持ちなら、ぜひAVアンプを検討してみて欲しい。

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