当人はどう思っているのだろう?
おそらくこのまま「ショヒ子さんにはBD君のほうがふさわしい。僕は潔く退くよ」という流れになるだろう。しかし大事なのは。
肝心のショヒ子さん(つまりあなた)がどう思ってるか?
なのである。
BD君もHD君も、ショヒ子さんがDVD君とうまく行っている最中に彼氏候補に名乗り出ている。
実際DVD君も、VHS君とショヒ子さんがうまく行っている間に割り込んで彼氏の座を獲得した。他に恋敵もいなかったし、じっくりと「VHS君よりスリムなんだ」「見た目もいいでしょ」「頭出しとか超得意だよ」などのアピールができた。
ショヒ子さんも「VHS君の次に付き合うならDVD君かなー」などと思っていたはずである。
それに対し今回は、わりとショヒ子さんがDVD君で満足していそうなときにBD君とHD君が現れ、「ショヒ子さんにふさわしいのは僕だ!」「いや僕だ!」と言うショヒ子さん争奪戦が始まってしまった。
で、知らないうちに終わってしまった。
ショヒ子さんにとっては「なんのこっちゃ」である。