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ファイナルファンタジーVIIの外伝的続編!(3ページ目)

全世界で900万本を出荷した『ファイナルファンタジーVII』の登場人物、ヴィンセント・ヴァレンタインが主人公のガンアクションRPGが登場!

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド

カスタム可能な武器に遣り甲斐を見た

 
マシンガンは広範囲に攻撃できるのが特徴。重量を抑えれば移動しながら撃てるので、その辺のカスタマイズにも注意したいところです。
『東京ゲームショウ2005』での試遊バージョンと最大の違いは、ヴィンセントの武器をカスタマイズできるという点だと思います。
以前は「ライフル」「ハンドガン」「マシンガン」の三つを状況に応じて使い分ける、というものだったと思いますが、今回はそれらを自分の好きなようにカスタマイズすることが可能です。
使い方によっては三種類の微妙に違ったタイプのハンドガンで戦うことも可能なのです。

これ、実はかなりカスタマイズし甲斐のある内容になっていまして、例えばそれぞれのパーツには重さが設定してあり、重いパーツで構成していくと歩きながらの射撃ができなかったりするのです。

なのでマシンガンなどの広範囲の敵に攻撃する武器はある程度重量を落とし、大量の敵に囲まれても対処できるようにしたり、狙撃の時に使うライフルは動けなくても問題はないのであえて重いセッティングにしてみたり。
ゲームが苦手な人用に簡単なセッティングがあってもいいかな、とは思いましたが、セッティングそのものはさほど難しくはないので是非いろいろ試してほしい要素です。

『ファイナルファンタジーVII』の物語を補完する、ファン必携の一作

 
敵キャラクターが魅力的なのも特徴といえるでしょう。様々なタイプのキャラクターが登場します。オンラインモードでは今作より3年前の彼らが見られるとの事。そちらも楽しみです。
『ファイナルファンタジーVII』のエンディングではヴィンセント、ユフィが登場しません。今作はまさにそのエンディングのワンシーンから始まります。
そして前作では語られなかった様々なことが明らかにされ、おなじみのキャラクターも続々と登場します。

なによりPS2のクオリティーで語られる『ファイナルファンタジーVII』というのがファンにはたまらない要素となるでしょう。
このクオリティーでもう一度あの名作を遊びたい、と思った人も大勢いるのではないでしょうか。

ちなみに予約特典として、多数のトレーラー映像が収録された『COMPILATION of FINAL FANTASY VII: REFLECTIONS』が付属します。
この中に収録されている『FINAL FANTASY VII TECHNICAL DEMO FOR PS3』は必見です。2005年のE3で公開された、「『ファイナルファンタジーVII』のオープニングをPS3で再現したらどうなるか」という内容のムービー。もちろんPS3での発売予定があるわけではありませんが、ファン必見の内容であることは間違いないでしょう。

『ダージュ オブ ケルベロス』は極上のファンアイテムであり、ガンアクションの入門として最適な良作であると言えます。
さらに、シングルプレイヤーモードでガンアクションに目覚めたならオンラインでのマルチプレイヤーモードも用意されているという豪華さ。

もしこの作品をガンアクションだからという理由で敬遠している人がいたら、是非手にとって遊んでみていただきたい。最初のとっつきにくささえ乗り越えれば、決して難しい作品ではありません。

■関連ガイド記事:東京ゲームショウ2005特集 『ダージュ オブ ケルベロス』

■関連ガイド記事:東京ゲームショウ2004特集PS版 スクウェアエニックス

DIRGE OF CERBERUS | FINAL FANTASY VII
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