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■5/14
携帯型ゲーム機『PSP』が電撃発表！ソニー・コンピュータエンタテインメント・アメリカはアメリカのロサンゼルスで現地時間5/13、携帯ゲーム機を発表しました。
この携帯ゲーム機はPSPと呼ばれています。残念ながら価格と外観は発表されませんでした。発売は2004年の9月～12月ということで、主な仕様は次のとおり。
・メディアはソニー独自のUMD（Universal Media Disc）。CDの半分程度のサイズで、1.8GBのデータ（CD2枚～3枚程度の容量）が記録可能。
・480×272ドット（16:9）のTFT液晶を搭載。バックライト搭載。
・専用プロセッサは3D描写機能だけでなく、曲面的なポリゴンを描写できるNURBS技術に対応。
・MPEG4（動画再生技術）に対応。
・PCM音源搭載。
・ステレオスピーカー、ヘッドホン端子を搭載。
・リチウムイオンバッテリー。
・メモリースティックスロット搭載。
・USB2.0搭載。
これは豪華な！ ちょっと価格が想像しにくい性能ですが、普通に考えて3万円くらいは余裕でいっちゃいそうですね。携帯ゲーム機でディスクメディアを使うというのも聞いたことがありません。ディスクを回転させる機構はサイズ的にも難しそうですが、ROMより安価になるのなら大歓迎。ステレオスピーカ、液晶のバックライト、そしてバッテリーが標準でつくのは嬉しい限りですが…やはりかなりの部分価格に跳ね返ってくるのではないでしょうか？
ソニーはCLIEというPDA（電子手帳のようなものです）で大きなシェアを持っており、そのノウハウも生きてきそうです。
発売までかなり間があるのが残念です。ゲームボーイアドバンスの牙城を崩せるのか、それともまったく違うアーキテクチャなのか。今から楽しみです！
