『星霊狩り(ファミコン用、発売はハドソン)』
前時代的なアドベンチャー。
電源を入れるといきなりこの顔が!
トラウマになりそうです。
■だんだんと慣れてきたり |
スーパーファミコンでは初代『スターオーシャン』のようにRPG作品でもSFが目立ち始めてきます。RPG=ファンタジーという図式に飽きたユーザーの支持を受け、ゲームジャンルやSF、ファンタジー、現代といった舞台背景の垣根を飛び越えたハイブリッドなゲームが増えてくるのもこの頃です。 SFゲームの宿命として、舞台背景がややマニアックなことから古いゲーム機の表現能力では状況などがわかりにくいというものがありました。しかしプレイステーションの画像処理能力、動画再生能力などはまさにSFにうってつけだったのです。 『メタルギアソリッド』のシリーズですっかり有名になった小島監督は、その昔『スナッチャー』『ポリスノーツ』などのSFアドベンチャーゲームを世に送り出しました。止め絵にアニメーション効果などを加えて演出面でもかなり凝った作品でした。 どちらの作品もプレイステーション版が発売されていますが、『スナッチャー』は最初パソコンで発売され(PC-88版とMSX2版)、後にPCエンジンのCD-ROMで完全版として発売されます。『ポリスノーツ』に至っては最初に発売されたハードが3DOという、今となっては化石に近いマイナーなハードでした。 小島監督の新作『ANUBIS ZONE OF ENDERS』(TGS特集記事はココ)は3Dシューティングにロボットアニメのエッセンスを詰め込んだ作品。アニメーションの表現力と3Dの臨場感を併せ持った今作は、小島監督ならではのハイブリッド感と映画的な演出が凝縮されています。 そしてソニー・コンピュータエンタテインメントから最近発売された『OPERATOR'S SIDE』は近未来の宇宙ステーションを舞台として物語が展開されます。最近のアドベンチャーゲームは3Dの画面で物語が展開し、立体的な映像は以前の作品とは段違いの説得力で物語を演出するようになりました。 このゲームを遊んでいた僕は『エネミー・ゼロ』というゲームを思い出しました。 |
『グラディウス(画面はファミコン版、発売はコナミ)』
横スクロールシューティングのスタンダード。
ゲーム内容だけでなくBGMにも定評がある。