■まずは価格帯を知るべし! |
さて、実際にホームシアターを導入するには予算委員会(妻)との熾烈な戦いがあったのですが、その詳細は来週発行のメルマガで読んでいただくとして(購読はこちらから)、まずは購入時に僕が気をつけたことをいくつか書いておきましょう。 家電製品を購入するにあたって、まず知っておきたいのは買いたいものがどれくらいの値段のものなのかということです。安いものでいくら、高いものでいくらかという大体のラインを知っておかないと、無駄に高い買い物をしてしまうかも知れません。 そんな時オススメなのが価格.comです。インターネットで購入できる家電製品やパソコンの最安値を知ることができます。メーカーごとの製品も一覧できますし、実際に店舗で購入する際にも参考になります。ただし、実店舗で価格.comでの最安値以下で購入できることもありますし、価格についてはあくまで参考程度にしておくべきでしょう。 |
■納得するまで音を聴く! |
デジタルアンプを価格帯ごとに分けるとするなら、大雑把に言って 低価格機:2~4万円程度 普及機:5~7万円程度 高級機:8万円以上 と言ったところでしょうか。音になるべくこだわりたかった僕は、あえて普及機レベルのものを購入しました。PS2でお手軽に、という今回の企画の趣旨を考えると低価格帯のものでも充分でしょう。 買いたいものにあたりがついたら店舗で音を聴いておきましょう。いろいろな音が飛び交う店舗の中で好みの音を探すのは難しいので、できることなら試聴室でじっくり聴けるお店を探しましょう。 メーカー選びのコツは…と言いたいところですが、音質については人の好みもあり、ここのメーカーはどうだ、というのはなかなか言いにくいものがあります。あえて、ただのオーディオ好きとしての意見としてなら、いくつか言えることがあります。 ・家電メーカーよりスピーカーメーカーの方が音が自然 ・家電メーカーはエフェクトの効果がより派手でわかりやすい ・あまり安価なセットはパソコン向けと考えるべき あとホームシアター用のスピーカーはやや小さめで、オーディオレベルの音質を期待すると肩透かしを喰らうかも知れません。ホームシアターはあくまで「前後左右の音場で実現する臨場感」を楽しむものと考えておくべきでしょう。 |
■加藤の買い物 |
だいたい予算が決まった。実物を見て買いたいものも決まった。さて購入…その前にちょっと待ってください! 価格と音質のほかに、デジタルアンプには大きな違いがあります。それは対応している機能です。 ざっと大雑把にあげても ・ドルビーデジタル5.1chEX(5.1chの上位) ・マトリクス6.1(6チャンネルの音声再生) ・DTS、DTS ES(より高音質に再生できる) ・AAC(デジタルチューナーの対応音声を5.1ch再生) などです。その中でも特に注目しておきたいのはドルビープロロジック2。簡単に書くと「あらゆるステレオ音声を5chに振り分けて再生してくれる機能」ですがこの機能にはちょっとした秘密があるんです。詳しくは最後のページで! 加藤は贔屓にしているYAMAHAのお茶の間デジタルシアター430を購入しました。次のページは悪戦苦闘の設置編! |