.hack//感染拡大 Vol.1　　　　　　発売元バンダイ価格5800円主人公は友人のヤスヒコに誘われて『ザ・ワールド』というオンラインRPGを始める。ヤスヒコのゲーム中でのキャラクター“オルカ”の案内で、あるダンジョンにきた二人は謎のモンスターに襲われ、オルカは傷つけられます。この事件で現実世界でも意識不明に陥ってしまったヤスヒコを救うため、主人公は『ザ・ワールド』に秘められた謎を暴くため冒険を重ねます。

■アニメも好評らしい

続いてプレイしたのは『.hack//感染拡大 Vol.1』。どうやらアニメで放送されている作品のゲーム版らしく、なんとゲームにDVDがついてきます。TVアニメは『.hack//SIGN』、ゲームに付属するDVDは『.hack//Liminality』というそうです。どうやらそれぞれが同じ世界を舞台にした別の物語のようで、実際ゲームとDVDの間にも関連性がありました。一昔前に“メディアミックス”というのがはやりましたが、あんな感じでしょうか？ 特に予備知識もなく始めたのですが、単体として十分楽しめる作品でした。ただ、より深くこの世界観をつかもうと思うとアニメ版もチェックせざるを得ないでしょう。僕はゲームをきっかけにしてアニメ版を見始めました。話が途中からなのでサッパリわかりませんが、設定などは共通しているのが妙に面白く、毎週見よう！　と決断してしまいました。 ゲームはこの『.hack//感染拡大 Vol.1』を最初に、3ヶ月ごとに『Vol.4』まで発売されます。

■ポチっとな

まずは同梱のDVDを見てみることにします。内容は45分間、ドルビーデジタル（2ch）のビスタサイズ（4:3サイズ）で収められています。TVアニメやゲームは架空のオンラインRPG『ザ・ワールド』の中で話が進みますが、このDVDでは現実世界を中心に話が進みます。派手さはありませんが、この世界での『ザ・ワールド』の位置付けもわかり楽しめました。今回の話は第1話といった内容で、後にゲームとシンクロしつつ話が展開していくのだと思われます。 一方ゲームは主に『ザ・ワールド』の中で展開され、かなり派手に進行します。ゲームは架空のOS、"ALTIMIT”のデスクトップから始まります。ここでメールを受け取ったり、ニュースを確認したり、『ザ・ワールド』を起動したりします。『ザ・ワールド』ではたくさんのプレイヤーが遊んでおり、彼らから意識不明のヤスヒコを救う手がかりを集めます。 ゲームは終始ネットゲームっぽく進み、町を歩く人々はチャットで話をしているという凝りようです。3人で立ち話している人たちの話がちゃんと噛み合っていたり、小さなこだわりが感じられます。戦闘シーンでもチャットで「攻撃」「回復」など指示が出せるのが面白いと感じました。

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