新感覚の立体音響ホラー系コンテンツもおすすめ
PLAYSTATION 3対応の同名ソフトがテーマのホラーコンテンツ (C)2007 CHUNSOFT |
また、「忌火起草」では5.1chサラウンドに対応して、よりリアルな音場演出を行っています。そんな同名ゲームを題材にしたこの「忌火起草 胎動編」は、ゲームの世界観を立体音響で活かしたウォークスルータイプのホラーアトラクションです。参加者はコードレスヘッドホンを装着して、施設内を探索します。
参加者はストーリーに沿ってゲーム主人公のように屋敷を探索することになります。屋敷内では、突然、後ろから足音が聞こえたり、何も見えない暗闇の通路を進むと、どこからか呼吸音が近づいてくるなど、随所に立体音響を利用した恐怖演出をちりばめています。
参加者はヘッドフォンを装着して屋敷内を探索する (C)2007 CHUNSOFT |
□東京ジョイポリス「忌火起草 胎動編」
住所:東京都港区台場1丁目6番1号
DECKS Tokyo Beach 3F~5F
営業時間:10:00~23:00(最終入場22:15)/不定休
料金:600円
電話:03-5500-1801
HP:http://www.sega.co.jp/joypolis/tokyo/
あなた好みの立体音響系お化け屋敷はどのタイプ?
人間には外界からの刺激を受ける感覚機能として、一般的に視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の5感を備えていると言われています。このうち、ひとつの感覚を遮断することで別の感覚を研ぎ澄ますことができます。例えば、目を瞑って臭いをかいだり、耳を澄ましたりする。こうすることでいつもよりもその感覚からの情報に集中できます。
立体音響お化け屋敷もこうした人間の特性を利用しているようです。ただ単に音響効果のみで伝わる立体感には限界があり、目から入ってくる情報が異なれば、どこか違和感を感じてしまうものです。しかし、「地獄便所」のように暗闇などの状況に置かれれば、立体音響による聴覚の感覚を邪魔することなく知覚できます。
逆に、「忌火起草 胎動編」のように、聴覚以外の感覚もセットやストーリー展開などで「その場にいるんだ」と知覚させて臨場感を煽る手法もあります。このふたつを比べて、どれが一番怖く感じるかは人それぞれ。どちらも体験してみて、その恐怖感を比較してみてはいかがでしょうか。
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