TV番組顔負けのクイズゲームを楽しもう！

地味な印象も昔の話！最新クイズゲームはこう変わった!!

業務用ゲーム機で、これまで地味な印象だったクイズゲーム。アクションゲームのようにスリリングな展開もなく、体感ゲームのような派手さもない。TVのクイズ番組と比べると、その地味さが一層際立っていたクイズゲームでしたが、ここ数年で状況が変わってきました。

従来のクイズゲームでは、クイズの出題数に制限がありました。これは容量上、どうしようもないことで、メーカー側も数回のプレーでは問題がタブらないよう、問題数の増量や出題方法を変更するなどして対処してきました。しかし、それでもいくらかの確率で、数回プレーするうちに、再び同じ問題を出題されてしまうことがありました。

さらに、多くの人の興味を引きつけるはずの旬な話題をクイズで扱うと、リリース当初は喜ばれても、その後、冷ややかな目で見られて、ゲーム自体の稼働寿命を落としかねない。メーカーは、そんな状況をあるものを導入することで改善しました。はたして、そのあるものとは？

クイズゲームはオンライン対応で進化

シリーズ4作目となる「クイズマジックアカデミー4」 (C)2003 2007 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.

クイズの問題量、そしてその扱う話題。これらの問題を解決したのはオンライン化でした。ゲーム機とメーカーをネットで繋ぐ。このシステムにより、クイズの追加配信が可能になり、さらに、常に旬な話題を扱ったクイズが出題できるようになりました。

また、クイズゲームのオンライン対応は、これまで横に座ったプレーヤーと対戦するだけだったプレーを全国のプレーヤーとのオンライン対戦に変えて、専用サイトへのハイスコアの記録も可能にしました。従来のゲーム機でハイスコアは電源が落とされるまでの記録でしたが、サイトがある限り、いつでも閲覧できる記録となって、プレーヤーのモチベーションをおおいに高めました。

ずでにシリーズ第4弾をリリースしているコナミの「クイズマジックアカデミー」」シリーズはオンライン対応クイズゲーム機で、魔法学校を舞台に、作成したキャラクターで店内対戦、全国オンライントーナメントに参加できます。オンラインによる問題配信などのほか、階級制度やプレーヤーが所属する組によって変化する全国順位などで、より深くゲームを楽しめるようになっています。

最新クイズゲームのお勧めは「Answer×Answer」

「早押しクイズ」や「押し合い爆破クイズ」など7種類のクイズ形式を用意している (C)SEGA

そして今回、お勧めのクイズゲームとして紹介するのがセガの「ネットワーク対戦クイズ Answer×Answer」」。こちらは今夏稼動予定で、現在、全国でロケテストを実施しているのですが、従来のネットワーク対戦クイズゲームとしての機能に、さまざまな新要素を盛り込んでいます。

ゲームは、クイズマジックアカデミー同様、自分の戦績やランクなどを保存できるICカードを使用します。ICカードが無くてもプレーできますが、ICカードを使うことで対戦相手のデータも確認することができるので、プレー時には極力、使用した方がいいでしょう。ゲームモードは店内対戦や全国対戦などの各モードを用意。成績に応じて経験値を獲得し、ランクや所属するリーグのランキングが変動していきます。

「自信あり！」の派手なキャッチが対戦相手の動揺を誘う (C)SEGA

そして、このゲームの最大の特徴と言えば、その解答方法でしょう。ゲーム機の各コンソールパネルには、直接画面に触れて解答できるタッチパネル装備のゲーム画面と、早押しボタンを装備。なかでも早押しボタンは2段構造で、強めにボタンを叩くと「自信あり！」の派手な演出が表示されて対戦相手を焦らすこともできるなど、心理面での攻防も楽しめる奥深いゲームとなっています。

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