クレーンゲームの中級者向けテクニック……魅せるプレーを!

変わり種のクレーンゲームもいいけど、テクニックにもこだわってみよう
ゲーム業界全体で、クレーンゲームをプレーするユーザーがやや減少傾向にあるということで、最近は景品の獲得率を上げる工夫を各店舗で行っている。
例えば、ゲーム機一台づつに専門のオペレーターを配置して、マシントラブルに対処するだけでなく、取り方のアドバイスやプレー前に景品の配置が乱れて取りにくくなった景品を再配置してくれるなどのサービスを行う店も。
もちろん、景品を引き上げるクレーンのアームをやや強めにするなど、ゲーム自体の難易度を低めに設定している店もある。ならば、難易度が落ちたゲームでただ景品を獲るだけの初心者プレーから、できるとかっこいい、ちょっと上手い=“ちょいウマ”なテクニックにこだわった中級者プレーを目指してみよう。
これまで難易度が高すぎてキマらなかった中級者向けのテクニックも、難易度の落ちたゲーム機ならバシっとキマる。友人に自慢できる魅せるプレーにこだわってもいいし、恋人が欲しがる景品を1チャンスでゲットする、そんなプレーを目指してみよう! ちなみに初心者向けテクニックは記事「クレーンゲームでぬいぐるみをゲットするコツ…初心者にもおすすめ!」をチェック。
大きいぬいぐるみなどの長めの景品は「3点バランス」!
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アームと景品を側面から見た図。起きあがった景品をアーム本体で支えるようなイメージでプレーする |
このテクニックを試す前に確認しておきたいのは、アーム本体と景品の大きさ。大きなぬいぐるみのように、アームですくって倒れ込む景品をアーム本体の片側で支えこむテクニックなので、アーム本体と景品の間に隙間がありすぎると、するりと景品が抜け落ちてしまうからだ。
また、差し込むアームのポジションも重要。アームがすくって景品が起きあがり、アームの本体にひっかかるようにするには、景品の中央部前後にアームを差し込まなければならない。この差し込むポイントは景品によって異なるので、あらかじめさまざまなタイプの景品で練習し、位置取りを体得しよう。
ヒモに通せば快感? 一点突破の「ヒモ通し」!
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景品から飛び出たヒモにアームを通す。数ミリ単位の繊細な操作を要求されるので、あせらずじっくり操作しよう |
それだけに、キマればかなり気持ちのいい技でもある。事前に注意したいのは、爪の形と角度。初めは爪は丸みの付いたものより、先の割れたフォーク状の爪、または角形のものを選びたい。これは爪を通したヒモを引き上げる際にひっかけるためで、爪の角度も直角に近いものがオススメ。
小さく丸みのある爪の方が差し込みやすいので、慣れてくれば、丸みのある爪でも試して、自分に合う爪の形を選ぼう。この技ではアームの力はあまり関係なく、「引っかかれば勝ち」。また、ヒモをより確実に通せるよう、デモプレーや他人のプレーで、アームの動きや軌道をチェックしておくといいだろう。
初心者向けの技も応用次第で……
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こんな山積み景品を一目見て、攻略法が思い浮かべば、もう上級者? |
ここまで行くと中級者どころではなく、立派な上級者。この境地にたどり着くにはかなりの修練が必要となるが、中級者向けテクニックでアームの特性ぐらいは見えてくるようになる。「あぁ、このアームはここまで広がって、これぐらいの重さなら耐えられるな」といった具合。
こうなれば記事「クレーンゲームでぬいぐるみをゲットするコツ…初心者にもおすすめ!」で紹介している、初心者向けテクニックの応用版も試したいところ。例えば、「たすきがけ」を大きく広がるアームを活用して、一度に2個ゲットしてみるとか。こんな応用テクニックもできるようになれば、クレーンゲームに新たな攻略の楽しみ方を発見できるだろう。
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