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"大人の遊び"で盛り上がる夜 "遊び"を肴に楽しむダーツバー?

新ナイト・アミューズメントはダーツバー? 一見敷居の高そうなダーツバーのイメージも払拭する、"Bee"が提供する"遊び"を肴にしたコミュニケーションとは?

執筆者:安達 孝之

ダーツバーであってダーツバーでない?

カウンターバー
「Bee MACHIDA」のカウンターバー。店内は黒を基調に赤をアクセントで配したなんともお洒落な内装。
"Bee"とは、ダーツやボードゲームなどの"大人の遊び"を提供してくれるバー。このバーは、『Bee SHIBUYA』(渋谷)に始まり、2004年7月現在、店舗は関西の店舗も含めて6店舗。ダーツ・フリークでなくても、その名を聞いたことがあるのでは?

だが、このバーを知っていても、「ダーツは得意でないし、アルコールも嗜まないし、バーはちょっと……」なんて人もいるのでは? いやいや、どうやらこのバー、従来のダーツバーとは趣が異なるようで……。そこで実際に店舗『Bee MACHIDA』(東京・町田)にお邪魔させて頂き、このバーの特徴や魅力について、アレコレ探って参りましたヨ。


DARTSLIVE
「DARTSLIVE」について、詳しくはコチラをチェック。
店内に入ってまず目に付くのがダーツマシン。ネットワーク対応のダーツマシン「DARTSLIVE」は、ICカードシステムとネットワークに対応。これにより、プレー結果を携帯やPCから確認したり、ネットワークを介して仲間内で情報交換できたりと、これまでにないダーツの楽しさを提供してくれる。

また、ダーツ以外にも各種ボードゲームを取り揃えている。こういった遊びを、アルコール、またはソフトドリンクを飲みながら、様々なフードやデザートとともに楽しむ、と。

「ん? ダーツがスゴくて、その他の遊びがあるのは分かったけど、それじゃ既存のダーツバーとそう変わらないんじゃない?」という声もあるでしょう、……ごもっとも。

実は訪れてみて分かったんですが、このバー、大人同士が出会って、互いにコミュニケーションをし、楽しむスポットだったんですヨ。いやもちろん、これはワタシの個人的な感想であって、ダーツならダーツ、ボードゲームならボードゲームと、それぞれ1人でじっくり楽しむもよし。

ただ、この店舗を訪れたユーザー同士が出会って、そのコミュニケーションを盛り上げるひとつのツールとして、ダーツやボードゲームがある、という見方もできるんじゃないかな、と。

店舗スタッフ
「Bee MACHIDA」店舗スタッフの皆さん。明るい対応で、ユーザー同士のコミュニケーションを仲介するのが一番のお仕事です!
また店舗スタッフは陽気に対応してくれるので、ユーザーとユーザーではなく、ユーザーとスタッフがこれらの遊びを通して盛り上がる、なんてことも多々あるそうな。これなら女性が1人、ふらりと立ち寄っても気軽に楽しめる。

だから、一言で言ってみれば、"遊び"を数種用意された"大人の隠れ家"とか、"遊び好きな大人の集まる社交場"といったカンジでしょうか。もう遊び方は人それぞれ。ただ遊びを通じてコミュニケーションで、さらなる楽しみがある、なんてね。


遊びを求める大人の集まる社交場!?

物販コーナー
店内には物販コーナーもあり。「Harrows」や「UNICORN」等のダーツ関連グッズを販売。
このバーがターゲットにしている年齢層は25歳以上から。25年も前と言えば、『ファミリーコンピュータ』さえ発売されてない時代。ゲームと言えばゲームセンター。ゲームセンターは子供のちょっとした社交場でしたねぇ。ひとつのビデオゲームで見知らぬ他人が知り合って盛り上がったりして。

そんな時代から育って、"大人"になった今、当時のゲームセンターに変わる"大人"の社交場、それがこのバーなのでは? とも思ったりするワケです。夏休みともなれば、アミューズメントスポットと名が付くところはどこも夏休みを満喫するお子様方で一杯。

そんな時、ある人は子供が寝静まった夜、子育てから解放されて。またある人はハードな仕事を終えて自宅へ帰る、その間に。などなど、こういったところで、ダーツやボードゲームなどを"つまみ"に遊び、語らう。そんな時間が過ごせるのがココ。

さて、そんな店舗を現在、どんなユーザーが利用してるのかと聞いてみましたところ、訪れるユーザーの男女比は6:4。ほぼ男女の比率は同じぐらい。これはデートコースとしても使われてるということなんでしょう。

気軽に1人、カウンター席でも楽しめるが、パーティーや貸し切りにも対応するとのことで、各種パーティーメニューを用意。ボックスシートで結婚式の2次会や新/忘年会など、大勢の人と楽しむなんてのも良いんじゃないでしょうか。

また、遊びを通じてコミュニケーションが盛り上がるこういう場だからこそ、仕事仲間と仕事帰りに盛り上がる、なんてのもアリかも。ここには仕事など現実を忘れさせてくれる演出が随所にちりばめられている。エントランスもその一つ。入場から驚かさせてくれるそのギミックはイキナリ浮き世を忘れてくれる……、ハズ(書いちゃえばつまらないんで、実際に体験してみて!)
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