アミューズメントマシンNEWS #27/3月号　サッカーの聖地にセガ新施設(2ページ目)

■3月18日
セガ次世代アーケード基板にハイエンドPowerVRグラフィック技術を採用：セガ

セガは、システムオンチップIPのリーディングカンパニーであるイマジネーション・テクノロジーズと、次世代アーケード基板の開発において、ハイエンドPowerVRグラフィック技術の採用に関するライセンス契約を締結したことを発表した。

これでセガは、次世代アーケード基板に、新型のハイエンドPowerVRグラフィックプロセッサーを採用することとなった。またセガは、このプロセッサーを基盤とした次世代アーケード基板を、他のアミューズメント企業へ供給する事も検討しているとのこと。

この件に関し、セガの執行役員兼AM製品開発本部長である矢木博氏は、「セガは PowerVR の持つ独自の性能を良く理解しており、世界中のゲームプレイヤー達に驚きを与えるようなインタラクティブな体験を提供すると共に、セガの革新的且つ最高の技術開発に挑戦するという精神に基づき、IMGのPowerVRを採用することを決定致しました。セガはアーケードゲームの全てのカテゴリーにおいてゲームを供給していくという戦略を掲げています。この新しいアーケード基板は、我々の戦略の最先端をいくものとなり、世界でも群を抜くものとなるでしょう」とのコメントを発表。

また、IMGの事業開発部VPであるJohn Metcalfe氏は、「業務用ビデオゲームの最先端をいくセガと協力関係を結ぶことができて嬉しい限りです。我々は既に NAOMI シリーズ対応のアーケードゲームにおいて実績を持っています。ゲームプレイヤーは、業務用ビデオゲームが今後どこへ向かおうとしているのかを待ちきれない思いでいっぱいでしょう」 とコメントを発表した。

＜関連サイト＞
セガ公式サイト


■3月18日
『ムー大陸 志木店』、ATO システム埼玉県内初の導入店舗へ：アトラス

アトラスは、アミューズメント施設『ムー大陸 志木店』を大幅にリニューアルし、3月20日より、新たに「ゲームパニック志木(GAMEPANIC SHIKI)」としてオープンした。

リニューアルにあたり、タカラアミューズメントが企画販売を行っている、後払い式キャッシュレス運営システム「ATO システム」を導入。また、このATOカードと連動したポイントカードサービスもスタート。これは精算の際、精算金額に応じてポイントが蓄積され、ポイントによる特典サービスが受けられるというもの。

また店内の内装・設備はユーザーの心地よさを追求。マシンレイアウトをより使いやすいものにした上で、オゾン＆マイナスイオン発生機能付空気清浄機(4月設置予定)や、携帯電話用ブースを設置して、さらなるサービスの向上を目指す。

□『GAMEPANIC SHIKI(ゲームパニック志木)』
所在地：埼玉県志木市上宗岡2-20-17