12月17日、ゲームセンターにまたまた"カード"を使用することでネットワーク接続、携帯コンテンツとの連動を可能にするサービス『AW-NET』対応のゲームが稼働した。そのタイトルは2D格闘ゲーム『GUILTY GEAR ISUKA』(ギルティギア イスカ)。
まだ登場間もないということで、『AW-NET』について詳しく紹介しておこう。このサービスはゲームメーカー「Sammy」のゲーム筐体、『ATOMISWAVE』を中心に展開される独自のネットワークを構築したサービス。
各店舗のATOMISWAVEを繋ぎ、ネットワークを構築。これによりネット対戦が可能になるほか、プレーヤーは情報記録カード『AWカード』を差し込むことでこのカードに個人戦績や全国ランキング、カスタマイズしたキャラクターのデータやプレイデータの保存などを記録できる。またこのサービスは、記録した各種プレーデータを携帯電話、またはパソコンからネットワークサーバーへアクセスして閲覧できるようになっている。
↓簡単にそのネットワークを図で表すと、このような形。
■『AW-NET』が可能にすること
AW-NETの特徴ポイントをまとめると……
(1)独自のサーバーを中心に、各店舗の筐体、携帯サイト、Webサイトを繋ぐネットワークサービスである
(2)利用するユーザーは、ゲームでの個人戦績や全国ランキング、プレイヤーキャラクターのカスタマイズなどのサービスが受けられる
(3)連動するモバイル版AW-NETでオリジナルミニゲームなどのコンテンツを楽しむことも可能
(4)AWカードには使用回数に制限があるが、使用後はカードリーダーにてデータを未使用のAWカードへ引き継ぐことができる
(5)AW-NET対応ゲームタイトルをプレーすることで「AW共通ポイント」が発生。このポイントでゲームレベルの選択など様々なコンテンツサービスが受けられる
といったところだろうか。このAM-NETは様々なAM-NET対応のゲームで使用でき、「AW共通ポイント」がプレー毎に獲得できるだけに、今後のAM-NET対応ゲームタイトルの充実したラインナップがユーザーとしては待ち遠しいところ。
現在、『GUILTY GEAR ISUKA』以外でのAM-NET対応タイトルとしては、『第41回アミューズメントマシンショー』で既に発表された、『ネットセレクト サラリーマン金太郎』と、SNKプレイモアの『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズ最新作が予定されている。
(C)Sammy Corporation All rights reserved