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キーワードは携帯とスポンサーシップ イライラしない都市型IT遊園地?(2ページ目)

ジェットコースターなどのアトラクションの予約を可能にした「LaQua」。この便利なサービスを実現した新携帯電話システムとは? そしてこのシステムを導入させたスポンサーシップ制とは?

執筆者:安達 孝之

■遊園地と企業のイイ関係とは?
そんな最先端技術を導入するに当たって、ラクーアが取り組んだ新しい試みとして、スポンサーシップ制度を導入した。この制度は、先に紹介した携帯電話による新システムの導入など、利用するユーザーに大きなメリットをもたらしている。

このスポンサーシップ制度では、参加業種を1業種1社に限定して誘致が行われた。これにより、参加企業は施設内のアトラクションなどに、それぞれの業種で培った最新技術やサービスを提供。ちなみに、携帯電話を使ったシステムは、NTTドコモの協力の元、実現した。

その他に、企業がこの制度で提供する施設には、ホラーハウスに綜合警備保障株式会社、ジェットコースターにコニカ株式会社など、思わず納得してしまうようなものや、企業のどういったサービスや技術が取り入れられるのか興味深いものも。

こうしてスポンサー企業はイメージアップを図れるとともに、アトラクションは充実し、訪れるユーザーに還元されていく。各アトラクションを楽しみながら、各企業の培った最新技術やサービスに親しむ、そんな新しい楽しみ方がここ、ラクーアにはある。

この他、「ラクーア」を含む「東京ドームシティ」は、入園料を支払うクローズゲートを廃止して、フリーゲートを採用した。つまり、入園はタダということ。ちなみに、これまで大人が1000円、子供で500円としていた入園料が無料となる。

■料金


■営業時間


これで、「気になるアトラクションだけ楽しんだら、その後は野球観戦」など、仕事帰りでも時間を有効に使って「東京ドームシティ」を幅広く、かつ気軽に楽しめるのだ。

ラクーアには、まだ世界初となる、ジェットコースターが突き抜ける「センターレス大観覧車」や東京の天然温泉を使用したスパ施設など、注目したいポイントがあるが、それはまた次回にて

■関連サイト
TOKYO DOME CITY WEB SITE
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