■プロカメラマン伝授! きれいな撮り方はコレ!
ライターなんてやってますと、プロのカメラマンさんとイロイロ話す機会があったりします。そこで、プロのカメラマンに聞いた、素人でも試せるプリントシールマシンでキレイに撮影できるテクニックをココに紹介しちゃいましょ。
□その壱:光源とレンズ位置を確認する
byタウン情報誌・カメラマン
「基本だけど、やっぱり据え置きのマシンでストロボとレンズは固定だから、その位置はしっかり把握しておくこと。」
人それぞれ、キレイに映る角度ってあるもんです。だけど、レンズとストロボが固定されていたら、その角度も思い通りにはいかない。そこで、光る場所とレンズ位置を押さえてから、ポーズや表情を決めてみよう。
□その弐:肌の写りを良くするなら髪の色に注意
byゲーム雑誌・カメラマン
「最近の美肌効果があるプリントシールマシンは、ほとんどが光りをとばして(光量を多く)写している。だから、ちょっとの茶髪でも、かなり染めた金髪ぐらいに見える。もし、それがイヤなら髪の色にも注意。」
なるほど、実際、雑誌のモデルも髪はそれほど染めないそうです。肌を美しく撮るため、光を多くすると、人間の髪は若干薄く見えます。だから、少し染めただけでもかなりの金髪状態なんてことも。もし、そう写りたくないなら染め方は抑えめに。
□その参:大勢で撮るときは立ち位置に注意
byゲーム雑誌・カメラマン
「ストロボとレンズは固定されている。だから、大勢で撮ると、どうしても挟まれた人が影になりやすい。だから立ち位置に注意して、真ん中の人は一歩前に出るとか工夫が必要。」
大勢で撮ると楽しいですよね? でも、一人だけ写りが悪ければ、気分も悪い。だけど、光りの回り込み方を把握すれば、自分の立ち位置も見えてくる。主に正面からの光なら、一歩前にでれば挟まれてもOK!
□その四:撮影小物でグレードアップ
グラビア雑誌・カメラマン
「どうしても立ち位置で解消できない照明の暗さは、自前で用意したレフ板で画面外から顔に向けて置けば解消できる。その他、背景の幕に自前で厚紙や布を置いてもオモシロイ。」
カメラ店で2000円程度で購入できるのレフ板を使ったテクニックですねぇ。これなら照明のせいで顔に影が出来、暗く見えてしまう表情になることもない。使えます。それに自前の背景幕も、デジタル合成したフレームのような不自然な絵にならずに済むので、余裕があれば試してみたいもの。
□基本だけど、証明写真の注意点はコチラ□