ムラサキカップ三連覇を果たした森本路子プロ
ウィメンズクラス優勝の森本路子プロ |
ターンからの高さのあるエルロロを決める森本プロ |
2日目の波は、だらだらとした厚くて崩れにくい波で、点数を出すのが難しい波でしたね。ただ、全体を通してグーフィーの波が良かったので、自分としてはグーフィーに行こうと決めて、走り過ぎないように心がけていました。ファイナルは25分と長かったのですが、時間配分をあまり考えず、最初の5分くらいで5本くらい乗ってしまったんです。ふと気がついて、これは高得点のライディングがまだないのに……まずいと思い、そこから慎重に波を選ぶようにしました。そうしたら、ターンからファーストリップでのエルロロというライディングを2本決められ、なんとか6ポイント台でまとめられたんです。ただ、最後に美彌ちゃん(井上プロ)がエルロロ2発を決めたのが見えたので、これは負けたかもしれないと思いましたね。なので、最後に自分の名前が呼ばれたときには本当にうれしかったです。
夷隅は自分の住んでいるところからとても近いので、大会前に何度も練習していました。他の選手に比べて、大会のポイントで練習できる回数が多いということは、自分の中での大きな自信になっていました。そのおかげもあって、ムラサキカップ三連覇ができたんだと思います。そして、今年は7年ぶりにハワイのパイプラインの大会にチャレンジしたのですが、自分の中では反省させられる部分ばかりでした。なんといっても、あれだけ大きくてパワーのある波にいきなりアタックしても、まったくといっていいほど歯が立ちませんでした。この反省点も生かして、今年はぜひグランドチャンピオンを目指したいと思っています。応援よろしくお願いします。
【森本路子プロフィール】
スポンサー/TOOBS、MAXIM、Maka puu、Blue solt、DA KINE、SEV、Redley、moemoe
生年月日/1976年6月27日
出身地/神奈川
居住地/千葉県長生郡一宮町
ホームポイント/サンライズ
ボディボード歴/14年
プロ歴/6年
趣味/波乗り、ヨガ、ゴルフ
特技/スピン
オフィシャルサイト/http://www.michikomorimoto.com/
オーストラリアでレベルアップした山田幸久プロ
ドロップニークラス優勝の山田幸久プロ |
ローラーコースターをばっちり決めた山田プロ |
ファイナルでは、自分はセットの波に乗れず、ずっとミドルセクションで乗っていた中、セミファイナルでも好調だった近江さんが、すごくいいセットの大きな波に乗っていくのが見えたので、これは負けたなぁと思っていたんです。そんな中、最後の最後で掘れたリップの張った波に乗って、チューブを抜けてスラッシュを2発決めたら、9.0というハイポイントが出てくれたのはラッキーでした。それでも、自分の中では満足のいくライディングできなかったので、優勝とコールされた時には本当に驚きました。久しぶりの優勝だったので、本当にうれしかったですね。
オーストラリアに行こうとおもったキッカケは、3年前の宮崎の大会で、デイビッド・ハバードのライディングを目の前で見たことなんです。あまりの実力の差を見せつけられ、これは波乗りの本場で波乗りをしたいと思ったんです。それまで海外トリップもしたことがなかったのですが、勢いで行くことを決めちゃいました。オーストラリアで波乗りをして学んだことは、波を落ち着いて見られて、見極められるようになったこと。波に乗っているときにも余裕を持って、この波ならこれをしようというように考えられるので、あせることもなくなりましたね。
この体験を生かして、今年はJPBAのツアーに全戦参戦してグランドチャンピオンを目指したいと思います。応援よろしくお願いします。
【山田幸久プロフィール】
スポンサー/ONEボディボード、EMOTIONクロージング、GLAREウエットスーツ
生年月日/1981年8月17日
出身地/静岡県榛原郡吉田町
居住地/静岡県榛原郡吉田町
ホームポイント/吉田、御前崎
ボディボード歴/10年
プロ歴/6年
趣味/買い物、釣り
特技/踊り