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波に合わせたライディングを目指そう! テイクオフ成功のヒケツ(2)(5ページ目)

テイクオフのヒケツ紹介第2回は波質に合わせたコツを大公開!これでもう波に置いて行かれないし巻かれないかも!

執筆者:恒松 澄子

厚めの波:小さめ

waveas.jpg この手の波はストレスがたまりやすい波
?!かもしれません。
必死になってキックしても
ノーズをしっかり押さえて
ぼよよん、と盛り上がるだけで波に
置いて行かれてしまいがちです。

始めて数回、位のビギナーのうちはこのような波は見送って
もう少しホレた波を選ぶ方が楽しくボディボードできます。
しかし!
ダンパー波と同じくこの波も日本のビーチにはよくあるコンディション
なので、いつまでも贅沢は言ってられませんよね。



斜行テイクオフ

厚めの小さめの波はとにかく加速がつきにくいものです。
でもだからといってサイズがある時のように岸に向かって平行に
テイクオフしてしまうと、小波なのであっという間に
ライディングが終わってしまいます。

そこでテイクオフの瞬間は岸に向かって平行、ではなく
ほんの少し進行方向にノーズをむけたまま滑り出すようにします。
(これを斜行テイクオフと呼ぶ本などもあります)

ここで勘違いしてしまいがちなのは
テイクオフの時にターンの姿勢をとってしまうこと。
斜めに進む、という事が頭にあるために
ボードが滑り出す時に手を引いて重心を移動させてしまいがちですが
これでは失速してしまいます。

両手はノーズにおいたまま、テイクオフの基本と同じく波の斜面に
ボードをあわせる時にほんの少しですが進行方向
(レギュラーまたはグーフィ方向)にノーズを向けておくのです。
この「ほんの少し」がすごく大切なので何度も試してみて下さい。
やりすぎはNGです。
こうすると滑る時間を稼げるのであっという間にボトムに降りてしまい
「はい、おしまい」を防ぐことが出来るので、小波にはおすすめです。



レールの入れ具合を微調整しながら乗る

これはどんな波にも共通ですが、とくに厚めの小波の時には
レールの入り具合を常にチェックしながら&微調整しながら乗る
ように心がけましょう。

波のブレイクが遅い時はノーズをボトムよりに向けたまま進み
ピークから離れてしまったらカットバックやレールを切り替えて
少し戻ります。
また波が崩れかけてきたらレールを深く入れるようにします。
この微調整は厚めの波の時はいろいろと考えながら乗る余裕があるので
ぜひ挑戦してみて下さいね!


小波でもきちんとボトムまで降りる

ターンのあとスピンやエルロロなど何かのワザを仕掛けるには
しっかりと加速しておくことが必要です。
そのためにも、小波でもしっかりボトムに降りるように心がけ
ましょう。
波のリップとボードが平行に近くなってきたらレールを深くいれ
リップを目指してターンするタイミングです。

斜行テイクオフに慣れてしまうと、今度はついつい波の途中で
ターンの姿勢をとってしまいがちなので、悪いクセがつかないように
最初から気をつけておくと良いでしょう。


いかがでしたか?

海はいつも同じコンディションではありませんよね。
頭で基本をわかっていても、いざ海に入るとついつい...という事が
多いものです。
いろんな波質をイメージして、自分の部屋などでこっそりイメトレ
しておくと、週末の海で思わぬ効果を発揮しますよ!

「お。ホレた波だな。じゃあ、ちょっと深くレールを入れてっと...」
っという具合に、地道な努力が実を結ぶ事を願って
さあ、今晩から布団の上で始めましょう!


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ホレた波:
大きめ

厚めの波:
大きめ

ホレた波:
小さめ

厚めの波:
小さめ

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