海から上がったら、水やお湯を浴びてウエットスーツを脱ぎ、砂などを洗い落としてハンガーで干す。これがウエットスーツのメンテナンスで一般的な方法と思います(もちろん高価なウエットスーツ、もっと丁寧にケアしている人もいるかと)。今回はいつものメンテナンスに加えて、ウエットスーツ用シャンプーでより丁寧にケアする方法をご紹介します。
なおここは予備知識。冬用ウエットスーツによく使われるラバー(ゴム素材)生地は、ワックスや汚れが付きにくくなっています。一方、ジャージと呼ばれる生地(夏場ウエットスーツなどによく用いられる)はナイロン生地が使用され、ラバーに比べるとワックスが付着しやすい傾向にあります。
ウエットスーツ用シャンプーで実際洗ってみる
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大きめのバケツと太めのハンガーがあると便利。準備できるのであればご用意を |
実際ウエットスーツを洗ってみましょう。用意するのは、汚れたウエットスーツ、ウエットスーツがすっぽり収まる大きめのバケツ、水、そしてウエットスーツ用シャンプー(
TOOLS ウェットシャンプーがオススメ)です。今回はパックで販売している使い切りタイプ(写真中央下の白いパック)で試してみます。
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熱いお湯を使用するのは×。通常の水を使用してください |
バケツに水を溜めます。使用方法に8リットルと記載されているので、その通り8リットルをバケツに溜めます。
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ココナッツのいい香り……。本当に汚れは落ちるのか |
バケツに水が溜まったら、シャンプーをバケツの中へ15ml、袋の中身をすべて入れます。
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優しく汚れを落としていきます。揉み洗いがおすすめ |
ウエットスーツを水につけて、洗っていきます。あまり強い力でゴシゴシと洗わずに、やさしく揉み洗いしてください。
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バケツの水を入れ替えて、ジャブジャブとよく濯いでください |
十分洗うことができたら、一度バケツの水を入れ替えてよく濯ぎます。泡がなくなるまで濯ぎましょう。
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太めのハンガーにかけて乾かす |
これでシャンプー完了! ウエットスーツはきれいになりましたか? 最後にハンガーにかけて、風通しのいい場所で表・裏を乾かしましょう。
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TOOLSウェットスーツシャンプーはボトルタイプもあります。たくさんお手入れしたい方はこちらがお得! 内容量:250ml¥1,260(税込) |
汚れが確認しづらいウエットスーツ、洗ってみると意外と汚れているもの。嫌な臭いもとれるので、ちょっと臭う……ようであれば試してみてください。ちなみに、洗い終わって乾燥させたウエットスーツは、ワックス汚れや嫌な臭いもとれ、とてもいい香り! これで来年も安心して着ることができます。
次回は、ウエットスーツ用柔軟剤を試してみます。お楽しみに!
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