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やってはいけないサーフボードの扱い方

夏本番、サーファーにはいい季節に。しかし、人が多くなるとどうしても避けられないのが、サーファー同士の接触事故などのトラブル。そこで今回は、やってはいけないサーフボードの扱い方をご紹介します。

執筆者:田村 隆之

いよいよ夏本番、サーファーにはいい季節になってきました。しかし、人が多くなるとどうしても避けられないのが、サーファー同士の接触事故などのトラブル。沖はもちろん、波打ち際でもサーフボードが当たったなどのトラブルをよく耳にします。サーフボードは意外と大きいもの。扱い方を間違えると、波に押され人にケガをさせてしまったり、トラブルの原因になったりもします。もちろん自分もケガをしたり……。

そこで今回は、やってはいけないサーフボードの扱い方をご紹介します。

侮ってはいけない波の力

波は岸に向かって次から次へと押し寄せてきます。その時にサーフボードが波に対して横に向いていると、波の力で体ごと戻され、なおかつ波に巻かれてしまいます。これは本当に危険! もし波のサイズが大きかったら、ものすごいパワーで押し戻されて、自分の顔にサーフボードが衝突!なんてことも発生します。

一方で、極力波の抵抗を受けないようにすると、無駄な体力を使わずに、スムースに沖に出れるのです。

やってはいけない悪い例

nogood1
波が向かってくる。あなたはどうする?
波が迫ってきています。サーフボードを持って、波を越える準備をしましょう。このときのサーフボードの向きが重要です。

nogood2
サーフボードはしっかりと持って、波への準備を
波が目前。タイミングが大切。波をよく見て……。

nogood3
サーフボードが横向きのまま。大丈夫か……
さあ、タイミング良く波を越していきましょう。ブレイクしてくる波に合わせてジャンプ!

nogood4
はたして上手に越えられるか!?
横向きのサーフボードにもろに波が衝突。ちょっと危険!

nogood5
やっぱりこれでは波に戻されてしまい、姿見えず
サーフボードが横向きのままなので、波の力で巻かれてしまいました……。

nogood6
サーフボードと一緒に巻かれて危険!
見えるのは波に巻かれているサーフボードだけ。大丈夫か……?

nogood7
頭が少し見えるが、上手に越えられず……
結局かなり戻されました。サーフボードを持ってやり直し。

上手に波を越えれなかった原因はサーフボードを横向きにしていたため、ブレイクしてくる波をもろにサーフボードで受け止めてしまったことにあります。波は見た目よりもパワーがあり、サーフボードの扱いを間違えると今回のように波に巻かれてしまうのです。


今回の「間違ったサーフボードの扱い方」、いかがでしたか? これ以上波のサイズが大きい場合は、相当危険なことになるので要注意! 次回は「正しいサーフボードの扱い方」を紹介するので、そこでしっかりと正しい扱い方も覚えていきましょう。

サーフィンは基本がとても大切。基本ができているからこそ、危険が回避でき、自然相手のスポーツとして楽しむことができるのです。おそろかにしたいでくださいね。



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