サービスルールの変更によって、判定の基準も変更になった。この9月からの改定では、次のように記されている。
《主審は、競技者のサービスの妥当性について疑問をもった場合、そのマッチにおいて初めての疑問であれば「レット」を宣告し、サーバーにその旨注意を与えるものとする》(日本卓球協会のルール「1.6.5.1」より)
1年前のルールから、「副審が指名されていない場合」という条件が削除された。すなわち、主審と副審がついている場合でも、最初の「疑わしい」サービスについてはいきなりフォルトをとらず(明らかな違反は別だと思うが)、一度注意が与えられることになった。
今回明確になった基準によって、少しでも現場の混乱がなくなりますように。
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