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「新人」勧誘のポイント(3ページ目)

新年度を迎え、各チームとも「新人」の勧誘に躍起になるシーズンではないでしょうか。そこで、勧誘のポイント(のようなもの)を経験に則して書き連ねてみました。

執筆者:壁谷 卓

《「イモヅル式」のすすめ》

なんといっても、部員の知り合いを誘ってみるのが一番です。学生のころ、私は社会人のクラブチームにも出入りしていたのですが、同じくそのクラブに所属していた学内サークルの先輩の誘いがきっかけでした。さらに言えば、その先輩も、そのまた先輩から私と同様のケースで誘われたのだそうです。

これは何も、卓球経験者だけの話ではありません。

私は学生のころ、ある高校の卓球部のコーチをしていたことがあるのですが、そのときの部員2人が卒業して別の大学に進んでから、私のいた学内サークルに入ってきました。さらには、卓球をやったことのない高校時代の同級生や大学で知り合った友人たちを引き連れてきてくれたのです。

こういった「イモヅル式」勧誘はよくあるケースです。チームなりサークルなりの雰囲気を知っていれば、それに見合った人間を連れてくる(引き込もうとする)のが自然ですので、ミスマッチが起こりにくいという効果もあります。

《ビラを目立たせるには》

社会人のクラブにはあまり関係ないかもしれませんが、高校や大学などの学校の場合だと、新人勧誘にあたって、チームをPRするビラやポスターなどをつくるのではないでしょうか。そこで、高校時代のバカな話をひとつ。

この時期になると各部とも一斉に勧誘を始めるので、私の高校の汚れた校内はビラで装飾が施され、ビラが文字通りビラビラと、まるでマラソンの沿道で振られる小旗のように、誰かが廊下を走るたびにはためくほどでした。そうなると、ビラがビラの役目を放棄するというか、まったく目立たなくなるのです。
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