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超初心者向け講座 ラケットの選び方2(2ページ目)

ラケットの選び方、第2弾はフレームの硬さ、長さ、グリップエンド、ストリングパターンの違いによるラケットの特徴をクローズアップ。これでもうラケット選びに迷うことはありません。

執筆者:伊藤 一幸

ストリングパターン

ストリングパターンとは、通常ストリングの縦糸と横糸の本数のことを指します。 一般的には、ラケットのストリングパターンは16(縦)×18(横)が主流。ストリングパターンの細かいラケットは、大きく速くスウィングしないとボールを十分に飛ばすことができないので、中・上級者にオススメ。小さくゆっくりしたスウィングでボールを打つプレーヤーには、ストリングパターンの粗いものがオススメです。

■ストリングパターンが粗い利点と欠点
・ホールド感が高く、ボールを潰しやすくなる
・スウィートスポットが広くなる
・ゆっくりしたスウィングでも、スピンをかけやすい
・細かいパターンのラケットと比較すると、ストリングが切れやすくなる

■ストリングパターンが細かい利点と欠点
・縦糸と横糸のクロスする数が多くなり、クロス部の付加が分散。粗い場合と比較してストリングが切れにくくなる
・飛びを抑えられる
・打球感がシャープになる
・スウィートスポットが狭くなる


以上、ラケット選び方のコツを2回に分けてお伝えしてきました。たかがラケット、されどラケット。ラケットを掘り下げてみると、着目すべき項目が多くあることに驚いた人もいるのでは?ラケットを選ぶときのために、ぜひ頭の片隅に覚えていてください。

各ラケットメーカーはラケットテクノロジーの開発に力を注ぎ、それぞれの独自性を押し出し高性能なラケットを市場に投入し続けています。自分に合ったラケットにたどり着くのは容易なことではありませんが、自分に合ったラケットにたどり着くその過程もテニスの醍醐味の一つでもあるかもしれません。

<関連リンク>
tennis365.net>テニスラケット硬式
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