テニス/テニス関連情報

フェデラーを倒すのは誰だ! 2005年男子ツアーの展望(2ページ目)

昨シーズンから圧倒的な強さを誇るフェデラーを中心に男子ツアーが動いていくのは必至で、その後を追随する選手と、台頭する若手が男子ツアー戦国時代を動かしていく。

執筆者:伊藤 一幸

打倒フェデラーの筆頭はアンディ・ロディックか!


打倒フェデラーを虎視眈々と狙う選手の筆頭は世界最速のサーブを放つアンディ・ロディックであろう。

2004年は9つの大会で決勝まで進み4つの大会で優勝を掴み好調ではあったが、フェデラーの際立つ強さの影に潜むかたちとなり、No.1の座を明け渡し2番手に甘んじていた。

何としてもNo.1を奪回したいロディックはオフシーズンに入り、コーチであるB・ギルバートを解雇し、新たにD・ゴールドファインとタッグを組み「頂上」を目指すこととなった。幕開けからニューロディックが誕生するのか。先ずは最初に照準を合わせる全豪オープンで最速を誇るサーブと破壊力バツグンのフォアハンドを軸に、どんな戦いを繰り広げるのか楽しみである。

3人の伏兵 ヒューイット、サフィン、モヤ!


2人に続く選手として活躍が期待できるのは3人のNo.1経験者。共にここ数年ケガに悩まされたものの、昨シーズンに見事復活し好成績を残している「レイトン・ヒューイット」「マラト・サフィン」「カルロス・モーヤ」の3選手。どのサーフェスでもコンスタントな成績を残し、特に後半戦にきてギアをトップに入れた戦い振りから2005年での活躍に期待がかかる。
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