打倒フェデラーの筆頭はアンディ・ロディックか!
打倒フェデラーを虎視眈々と狙う選手の筆頭は世界最速のサーブを放つアンディ・ロディックであろう。
2004年は9つの大会で決勝まで進み4つの大会で優勝を掴み好調ではあったが、フェデラーの際立つ強さの影に潜むかたちとなり、No.1の座を明け渡し2番手に甘んじていた。
何としてもNo.1を奪回したいロディックはオフシーズンに入り、コーチであるB・ギルバートを解雇し、新たにD・ゴールドファインとタッグを組み「頂上」を目指すこととなった。幕開けからニューロディックが誕生するのか。先ずは最初に照準を合わせる全豪オープンで最速を誇るサーブと破壊力バツグンのフォアハンドを軸に、どんな戦いを繰り広げるのか楽しみである。
3人の伏兵 ヒューイット、サフィン、モヤ!
2人に続く選手として活躍が期待できるのは3人のNo.1経験者。共にここ数年ケガに悩まされたものの、昨シーズンに見事復活し好成績を残している「レイトン・ヒューイット」「マラト・サフィン」「カルロス・モーヤ」の3選手。どのサーフェスでもコンスタントな成績を残し、特に後半戦にきてギアをトップに入れた戦い振りから2005年での活躍に期待がかかる。